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Facebookのユーザーは先週末からバニティーURL(自分の名前など好みの文字列のURL)を取得できるようになった。私はFacebookはほどんど開店休業状態だが、それでもいちおう、 http://www.facebook.com/namekawa01 というURLを取った。

覚えやすく入力しやすいから便利だ、というのは当然として、それならなぜ今までこの機能がなかたったのか?

これについて、Jason Calacanisがブログ記事で(いっときブログは止めたと言っていたが、なしくずしにまたブログでも記事を書くようになったw)、おもしろい指摘をしている。

従来、Facebookのページは「非公開がデフォ」だった。ユーザーのページのURLはランダムな数列で、本人や友達など正規の権限を持っているユーザー以外は、Googleのクローラーも含めてアクセスすることができなかった。もともとFacebookは学生だけを対象にした非公開のSNSとして出発しており、「公開がデフォ」のMySpaceに対してFacebookは「排他的なクラブ」の雰囲気が好まれた。

ところがバニティーURLが付与されると、Facebookのページのアドレスは「意味のある文字列」になる。つまり事実上MySpaceと同様の「デフォで公開」に近くなる。これは非常に大きな方針変更だ。

Calacanisはこの方針転換の原因をTwitterの爆発的成長に求めている。

Twitterの圧力がFacebookを「デフォで公開」に押しやった。(Twitterの場合、非公開〔ダイレクトメッセージ〕を選択しないかぎりメッセージは一般に公開される)。つまりTwitterの関係性はもともと公開を前提としてデザインされている)。

これでソーシャル・ネットワークは公開化に流れが変わった。今まで、MySpaceのような公開SNSはLinkedInやFacebookのような非公開SNSに押されてきた。しかしそのFacebookがもっとも公開的なTwitterのおかげで立場を変えることになったのは実に面白いし、歓迎すべきことだ。

オリオン座の赤色巨星ベテルギュースが過去15年で半径が15%も縮んだという。わずか600光年しか離れていないから超新星爆発などおこされたら地球にもかなりの影響があるかもしれない。

それはそれとして、ブログ、掲示板などで「15%」をめぐって若干混乱が出ている。ナショナル・ジオグラフィックの記事だと、「ベテルギュースを太陽の位置に置くと、15年前は木星軌道に達するほどの大きさだったが、現在は金星軌道の大きさに縮んでしまった」と読める。ところが金星の平均軌道半径は木星軌道半径のわずか7分の1しかない。これでは「15%縮んだ」のではなく「15%に縮んだ」ことになってしまう。

実はこれはナショナル・ジオグラフィックの原文を書いた記者の勘違い。

モトネタはLive Scienceの記事。これはつじつまが合ってる。

Since then it has shrunk in size by 15 percent. That means the star's radius has contracted by a distance equal to the orbit of Venus.

それ以後、ベテルギュースの大きさは15%縮んだ。つまり、金星の軌道半径と同じくらいの距離がこの星の半径から失われたことになる。

ところが、これをネタにしたNatinal Geographicの記事がおかしい。

They estimated the star to be as big around as Jupiter's orbit around the sun.

天文学者はこの星を太陽の位置に置くと、木星の軌道まで届くほどの大きさだと推定していた。

But measurements made since then using the same instrument show that Betelgeuse is now only about as wide as the orbit of Venus-a size reduction of about 15 percent in 15 years

ところがその後同じ機器で測定したところベテルギュースは金星の軌道ほどの大きさしかないことが判明した。つまり15年間で15%縮小したことになる。

ナショジオの記者は太陽系の惑星の軌道のサイズがまったく頭に入っていなかったのでLive Scienceの記事を読み違えてしまったわけだ。

もちろんこの場合ナショナルジオグラフィック日本版の訳者は原文どおりに訳しているので責任はない。しかし…自分が訳者だったらどうするか? このあたり、ちょっと難しいところ。

アメリカのトップブロガーのロバート・スコーブルはTwitterその他のリアルタイムフィードに熱中し始めてからブログの更新がめっきり減った。TechCrunchのマイケル・アリントンが「Robert ScobleのFriendfeed中毒は重症―そろそろリハビリが必要だ」と冗談半分にたしなめたほどだ。

その記事を訳したときは、へーそういうものか、と思っただけだったが、最近自分でもある程度実感している。Twitterについては140文字という手軽さがよくいわれる。それはもちろんだが、誰でも1分もあれば発信できるために、大量の「つぶやき」がリアルタイムで配信される。そこでついリロードして読んでしまう。読むと思わず、「@誰それ」で返信コメントつけたり、RT(ReTweet=引用して再投稿)したりする。投稿してリロードするとまた新しいメッセージが配信されている。以下悪循環。

ときに、昨日とうとう(いち早くか?)朝日新聞がTwitterを始めた。堂々 http://twitter.com/asahi の登場。私も1000番目のフォロワーになった。現在は5000フォロワーだ。サッカー日本代表のカタール戦の実況が初つぶやき。これは良い選択だった。リアルタイム性、イベント性とも最高で、しかも日本はすでにワールドカップ出場を決めているからサポーターの空気はゆるい。加えて最初の朝日Twitter記者マッキー氏のゆるさが絶妙のマッチ。

「かき氷」たべました。もちろんシロップの色は、「ブルーハワイ」!!

パソコンの電池が切れちゃうといけないので、いったん切ります。

会場、盛り上がってきています。でも、写真あまり撮れていません。どうしよう(T_T)

1-0で試合終了。マッチボールはあたりませんでしたー 毎回楽しみにしてるのにな

あ、試合終了じゃなかったですね。すみません

…と非常にいい味を出していた。朝日というだけで脊髄反射で叩く習性のネット群衆も脱力ぎみ。この調子で記者とイベントのマッチングを誤らなければ日本のTwitter発信者として大いに期待がもてる。

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Google Mapsのストリートビューに「パンケーキ」という新機能が追加された。Mapsの画面を開くとマウス・カーソルが楕円のパンケーキ状になっている。楕円の大きさは視点からの距離に比例しており、近ければ大きく、遠ければ小さい。ダブルクリックすると一気にそのポイントまでジャンプする。カーソル

試しに皇居前を祝田橋から和田倉噴水公園の角まで移動してみた。パンケーキだとクリック11回。矢印をクリックしてくと40回近くかかる。パンケーキはダブルクリックが一度でうまく効かないことがあるが、それでも3倍くらい効率的だ。

パンケーキで、Googleストリートビューを歩き回るのが楽になった

Tweetreeというサービス発見。これはすぐれもの。Twitterのホームをこっちに変えた。

TechCrunch Japanの紹介記事:Tweetreeは、Twitterストリーム中にリンク先のコンテンツを埋め込む

簡単にいえば、

  • リンク先の写真やRSSフィードがページ内に表示される
  • @誰それ、で返事をするとGmaiのようにスレッド化される
  • 気にいったメッセージの右側のRTボタンを押すと自動的にReTweet(引用して再投稿)できる

これだけ便利だとものすごいトラフィックが集まってパンクしないか心配。

ブログその他のRSSフィードを取り込んで指定したTwitterアカウントに自動的に投稿してくれるサービスがいろいろ出ているが、TwitterFeedというサービスを試してみることにした。

サイトに行って、指示どおりに入力していけばよい。自分のブログのRSSのULRはブラウザのアドレスバーのRSSアイコンをクリックしてRSSページを表示すればよい。あとOpenIDが必要だが、FlickrのIDが使える。

このごろ天ぷらがそこそこ揚げられるようになってきた。といっても市販の天ぷら粉に冷凍ブラックタイガー、冷凍ホタテだからまったくの家庭の総菜の天ぷらだ。それでもからっと半熟に揚がった熱々はうまい。

自分でもある程度揚げられるようになると、困ったことに、外で食べる天ぷらに対する要求が厳しくなる。実際、有名店でも「この値段でこんな程度か?」ということがけっこうある。神田あたりの有名蕎麦屋の天ぷらはさすがにしっかりしているが、コストパフォーマンスはあまりよくない。

先週、昼下がりに銀座を歩いてふと金春小路におばさん二人がやっている小さな天丼屋があったことを思い出して探してみた。その天丼屋はすでになかったが(あとで勘定してみるともう20年も前の話w)、同じ金春小路に「天あさ」というけっこう有名な店があるのを発見。

店はカウンターが10席足らずとテーブルが1つだけ。おちついた静かな店だ。もの静かな職人さんが1人で揚げている。高級天ぷら屋の雰囲気だが、2700円のランチがあった。これが正解。ウェハースのようにさくさくと揚がったサイマキの頭が出る。つづいて、サイマキ2本、きす、野菜、最後にアナゴ。野菜はさやいんげんがさくっとした歯ごたえで甘みがあってことに上出来。

このランチ、コストパフォーマンスは最高。ただし、飲み物がちょっと高い。あとで食べログで調べてみたが、クチコミもたいへん評判がよいようだ。

JR新橋から西五番街に入って、半ブロックくらい先の右側に置き看板が出ているのですぐわかる。しかし面白いのはやはり金春小路側の入り口。晴海通りをソニービルの先ですずらん通りに左折。ずうっと歩いていくとやがて交詢社ビルの先あたりで金春通りと名前が変わる。もうじき新橋というあたりで右側にローリエという黄色い看板を探す。その下、「桜月」という表札のような小さい看板がかかっているのが金春小路の入口。

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金春小路は道というよりビルとビルの隙間で、人がすれ違うのに体を横にしなければならない。昼なおうす暗く、アルジェのカスバとか香港の九竜城といったレトロな雰囲気が一瞬漂う。通りから入ってすぐカギの手に左へ曲がり、突き当りの手前の右側に天あさの入口がある。

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なんだかんだとバタバタしていて気付いたら初夏になっていた。庭のビワが今年はよく生っている。ただし食べると水っぽくて味はほとんどない。ヒヨドリもつつくだけで食べない。鑑賞用だ。

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オバマ政権の新駐日大使には下馬評では本命だったジョセフ・ナイ、ハーバード大教授ではなく、シリコンバレーの弁護士、John V. Roos氏が内定した

Roosはスタンフォード大学、スタンフォード・ロースクールを卒業後、1988年からウィルソン・ソンシーニ・グッドリッチ・アンド・ロサティ Wilson Sonsini Goodrich & Rosati法律事務所に勤務、現在CEOを務めている。

ウィルソン・ソンンシーニはシリコンバレーのテクノロジー系法律事務所で、勤務する弁護士は650人。全米でも有数のローファームだ。ここのCEOとなればアメリカ最高の弁護士の1人だといえる。しかもオバマのきわめて初期からの支持者でカリフォルニアでの資金集めに絶大な貢献をしている。

外務官僚その他、日米関係業界は完全なアウトサイダーの起用に激しく落胆している。が、Roosはアメリカ政府テクノロジー最高責任者(CTO)に就任してもおかしくない大物だ。大統領の対日重視の表れといえるだろう。実際、CTOその他、もっと目立つポジションへの誘いがあったはずだが、本人があまり実効性のない名誉職的ポストを嫌って駐日大使を希望したのかもしれない。

大使というのは任命者の信任の度合によって大きな仕事もできればパーティーのお飾りになる場合もある。大物政治家の場合は大宰府権師のようなものでていのいい島流し、という場合もある(フランクリン・ロースヴェルト大統領がジョゼフ・ケネディーを駐英大使に任命したのがその例だ)。

しかしRoos大使の場合は大統領にきわめて近い。年齢も54歳と若く、アメリカで最高にタフなネゴシエーターの1人だ。大活躍してくれそうな気配が漂う。

ちなみにウィルソン・ソンシーニはTechCrunchのファウンダー&編集長、マイケル・アリントン Mchael Arringtonがスタンフォード・ロースクールを卒業した後すぐ勤めた法律事務所だ。

マイクロソフトの楠正憲・技術標準部部長が日経IT PLUSに寄稿した記事、日本のクラウド振興策をお題目で終わらせないためには必読だ。

クラウド・コンピューティング時代が世界的に来ているのに、日本の対応は残念ながら十分とはいえない。というより、問題だらけだ。楠氏の記事はきわめてわかりやすく問題点を整理している。

日本のサーバーにコンテンツを置くのは〔著作権法など〕法的リスクが高い

データには資産価値があり、海外への複製は輸出に当たる〔が、その〕扱いが明確になっていない。

〔出会い系サイト規制など〕ソーシャル機能を持つB2Cサービスは、多くが規制の対象となる可能性がある

〔海外の〕大規模データセンターでは、1人あたり5000台から6000台という単位で廉価な汎用サーバーを効率的に管理する〔ので圧倒的にコストが安い。〕

日本に事業の拠点を持ち、サーバーを置くことのデメリットやリスクはあまりに大きい。

クラウド・コンピューティングはテクノロジー・イノベーション〔だけ〕ではなく、ビジネス・イノベーションだ

このままでは日本国内の事業者や技術者までが厳しい規制と高コストを嫌気して、サーバーを米国のクラウドに置き、あるいは米国に移住しかねない。(強調は引用者)

最近、渡辺千賀氏の「日本はもう立ち直れないと思う。海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。」というブログ記事に賛否両論、大きな反響があった。

楠氏の記事を読むと、渡辺氏の主張が決して極論ではないとわかる。しかし、いまさらアメリカ脱出もできないわれわれとしては、日本の「緩慢な自殺」を止めるために、少しでもできることをしていく他あるまい。

内閣府が作ったインフルエンザ感染予防のためのPRビデオをYouTubeで公開している。できはまずまずよい。

私たちにもできる新型インフルエンザの身近な予防策

ところがこのビデオ、大きな欠陥が2つある。ひとつは冗長なこと。なんと15分36秒もある。一家団欒のばかばかしい芝居などを延々と入れて、正気か?というほど長い。視聴者のアテンションが続くのはせいぜい3分だ。ぎりぎりでも5分以内にまとめなければ誰も最後まで見ない。

2つ目の欠陥はそれよりさらに大きい。エンベッドが無効にされている。これでは何のためにYouTubeで公開したのかわからない。口コミによる広がりを自分からシャットアウトしている。ちなみにインターネットを利用した口コミの広がりをバイラルというのは「ウィルスのような」という意味。本物のウィルス相手にこれでは話にならない。

しかたがないからディープリンクを張っておく。

くしゃみをすると2m以上飛沫が飛ぶ→患者がマスクをすれば感染拡大予防に効果がある。

手洗い:ここが洗えてない→左手の親指と爪ぎわをミスしやすい。

アルコール消毒が手軽→親指と爪ぎわを忘れずに。

家庭での殺菌・消毒には日本薬局方の「消毒用エタノール」をDIYで売っているハンドスプレーに入れて使うのが便利。玄関に一つ、キッチンに一つおいておけば理想的。

消毒用エタノールの成分はエタノール70~80%と水で、価格には酒税が含まれている。つまり水で割れば(非常にまずいが)飲める。当然、食品、食器の消毒に使っても無害だ。イソプロパノール、ベンザルコニウム塩酸塩などで変性させると酒税がかからないので安価になるが、有害だから食器や食品に使ってはならない。

誰か篤志家がこのビデオからエンベッド可能な3分バージョンを作ってアップロードしてくれるとよいのだが。

Amazonの提供するクラウド・コンピューティング・サービス、EC2に重要な機能が追加された。CloudWatch(リアルタイム・モニター)、AutoScale(自動スケール)、AutoBalancing(自動ロードバランス)の各機能で、エンタープライズ・ユーザーにとっては必須の機能といってよいだろ。

TechCrunch Japanの記事、AWSがEC2向けクラウド管理機能を公開が概要を知るにはよい。

詳しくはAmazonの公式ブログ参照。

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Google Japanの公式ブログによると、Google マップのストリートビュー、お申し込みいただいた場所の撮影にうかがうパートナープログラムを始めましたとのこと。

撮影は普通のストリートビュー撮影車に加えてTrikeという三輪自転車も使われる。

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テストとしてすでに京都市の高台寺と旭川市の旭山動物園を撮影し、近日公開とのこと。

こちらのフォームから申し込む。申込多数につき、いつ撮影に来てくれるかは分からない。

どうでもいいが、Trikeのカメラ位置が低くてこのままでは前方が乗り手の背中でブラインドになりそうだがいいのか? 撮影時には潜望鏡式にカメラを上昇させるのかもしれない。

<p>5月6日(米国時間)、Amazonはニューヨークのプレスカンファレンスで教科書、新聞、雑誌向けに特化した大型スクリーンのKindle DXを発表した。画面は縦9.7インチ、価格は489ドル。(Kindle2は画面縦6インチ、359ドル)。Bezosのデモは圧倒的な説得力で、「Steve Jobsを思わせる」と評判。Bezosが新たなカリスマとなりつつあるようだ。 bezos-kindle-dx.jpg

そこでざっと関連情報をまとめておこおう。

TechCrunch日本版:大型Kindle発表会ライブ中継―新聞配信はこの夏開始

この夏からニューヨークタイムズ、ワシントンポスト、ボストングローブの各紙がKindle版の配信を始めることを発表した。DX での新聞配信はビジネスとして成功するか? TC内部でも意見が分かれている。

John Biggsは「可能性がなくはない」というスタンスだが(教科書と新聞用の大型Kindleが今週登場ーNYTも配信か)、Erick ShonefeldとMG Sieglerは「無理。全然ない」と否定的。

一方書籍のKindle版売上について、Jeff Bezosは「Kindle版書籍の売上げ数は印刷版書籍の35%に達している」と発表。Erick Shonfeldは上の記事で、「(2009)年間での売上額に換算すれば2億6000万ドルから4億2000万ドルの間程度」になると試算している。

ちなみに、iPhoneアプリについては、広告モデルも依然として有力なようだ。(「無料iphoneアプリの広告がけっこう儲かる話」によると、「人気のある無料アプリは1日に$400-$5000の広告収入を得ている」そうだ。

もうひとつ、未確認情報dあが、AppleはCrunchPadのようなキーボードレス、タッチパネル、WiFi接続のタブレットPCをAppleを準備中という情報。ちなみにCrunchPadの最新プロトタイプ(写真)。おそらくAppleのタブレットPCも似たようなものだろう。ニュース購読ならこういうデバイスのほうが便利そうだ。

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結局、DOS、Windows以来、新しいテクノロジーがコンシューマレベルで普及するにはネットワーク効果が暴力的に働いてデファクト・スタンダードが確立しないと無理だ。eブックはAmazon Kindleでほぼ決まりと思われるが、e新聞は成功の可能性自体ふくめてまだ混沌としている。

歴史的IF話をするなら、新聞コングロマリットが10年前に手に入るかぎりの金をかき集めて携帯キャリヤを買収していれば、携帯料金に新聞購読料をまぎれこませることができていた。神ならぬ身で、そこまでの先見は無理なわけだが。

AP通信の記事によると、ボストングローブ紙の親会社、ニューヨークタイムズ・グループは、ボストングローブの労働組合に2千万ドルに上るコスト削減案と終身雇用契約の破棄を通告した。組合が承認しない場合は60日以内に業務を停止することを裁判所に申請するという事実上の最後通告だ。

組合は回答期限の日曜日を過ぎてもこの案を承認せず、以前として緊迫した交渉が続いているもよう。

一見すると組合側の非妥協的な姿勢が目立つが、組合の本音としてはここで経営側の案を飲んでも経営が好転する見込みはないと予想、むしろ民事再生手続きの法廷闘争を有利に進める方法を考えているのだろうと思う。アメリカの新聞業界はチェスでいえば完全にエンドゲームの局面に入ってきた。

風邪がなかなか抜けない。寝込むほどではないが、少し油断するとぶり返そうとする。汗ばむくらいに厚着していると症状がひっこむ。体を冷やすと咳と喉の痛みが戻ってくる。このウィルスは極端に体温上昇に弱いらしい。

喉が渇いたのでコークにバカルディのラムをティースプーン1杯浮かし、ライムをしぼって軽いキューバリブレを作る。なかなかうまい。ライムはラム、ジン、ビール、ウィスキー、何にでも合う。アボカドに絞ってもよい。

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キューバ・リブレというのは「キューバ解放!」という意味だ。「米西戦争の前後(1900年ころ)、キューバ独立運動の志士によって作られた」ということになっているが、例によって真相はよく分からない。

台所に立ったついでに包丁を研ぐ。家庭の場合、DIY店でも売っている2千円くらいの中砥と仕上砥が裏表になっている人造砥石で十分だろう。砥石に十分水を含ませる。刃の角度を固定して1か所を10~20回くらい軽く研ぐ。このとき刃をしゃくらず、いつも砥石に同じ角度で当たるようにする。指で触って裏側にカエリが出ればよい。最後に裏返してカエリを取るためにごく軽く2回くらい研ぐ。さび落としなど特別の場合以外は中砥だけで十分切れるようになる。

新聞紙を1枚、写真のように折って、背中の丸いところを軽く引き切りにしてみる。刃がすっと入るようなら砥げている。流水でよく洗ったあと乾いた古新聞に強くこすって金気を取る。古新聞で鞘をつくってシンクの引出しなど乾燥した安全な場所に保管する。

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包丁が砥げたのでさらについでにサンドイッチを作った。焼豚、キュウリ・トマト・玉ねぎの2種類。パンはヤマザキのサンアローマ。パンはできるだけ薄く切るほうがおいしい。市販の8枚切の半分(7.5mm)かそれ以下がよい。

サンドイッチをつくるときに普通だとバターを柔らかくしてパンに塗るわけだが、これはけっこう面倒だ。パンが薄いとちぎれて穴が空いてしまう。そもそもバターのカロリーも馬鹿にならない。ローカロリーのマヨネーズを絞り出してスプーンの背で広げるとよい。接着剤の役を果たし、かつ具の水分がパンに沁み込むのを防止できる。ちょうどよく味もつく。具合がよい。

サンドイッチは刺身と同様、切るだけの料理なので包丁がよくないとどうにもならない。刃渡りが20cm以上のセラミック包丁または刺身包丁がよい。

具をはさんだ後のサンドイッチを切り分けるときのコツは左手にある。指でパンの向こう側を押さえ、掌をパンの表面に広く当てるようにして固定し、左手の際ぎりぎりを30度くらいの角度ですっと引き切りにするときれいに切れる。真上から強引に押切りにしようとすると潰れて反対側が跳ね上がってバラける。

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WHOは警戒レベルをフェーズ5に引き上げた。新型(豚)インフルエンザは世界的な大流行がどうやら避けられない見通しとなった。ただし、DNA構造上は弱毒性と見られている。インフルエンザ自体は毎年流行しているわけで、そうあわてる必要はないかもしれない。しかし不気味ではある。

私は先週末から鼻がぐずぐずしていたが、昨日あたりからとうとう本格的に咳風邪になってしまった。早く治ってくれないと会うひとに「インフルエンザ?」と余計な心配をかけることになりそうだ。

メキシコ政府は5/1から5/5まで民間の「必須でない」業務を停止するよう要請した。政府もこの間「必須でない」業務を停止するという。

これ自体はいい記事だが、この「科学ニュースあらかると」というサイトには致命的欠陥がある。サイトの素性がわからない。aboutセクションがないので誰が運営しているのかわからない。しかもコメントやトラックバックといった読者からのフィードバックもない。これでは「怪文書」だ。もったいないと思う。

こばへんこと小林弘人さんの「新世紀メディア論」については前のエントリーでも触れているが、昨日はその出版記念パーティーに参加してきた。

場所は麻布十番から鳥居坂方面少し行ったビルの7F、Departure Lounge。日経BPの柳瀬さん、竹内さん、〔みたいもん!〕のいしたにさん、アジャイルメディアの徳力さん、といったおなじみの皆さんにくわえて大勢の初対面の皆さんとお話ができた。小林さんにはわざわざマイクでご紹介いただき、光栄しごくでした。ありがとうございました。

大盛況の会場

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残念ながら橘川幸夫は都合がつかず。

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その他何枚か写真をFilckrにアップしてあるのでご笑覧あれ。

ニューヨークタイムズによると、アメリカ政府は豚インフルエンザに対して「公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

CDC(疾病対策センター)によると、ニューヨークで8人、カリフォルニアで7人、その他カンサス、テキサスでもメキシコと同様の豚インフルエンザの患者が確認された。ただしいずれも症状は軽く、入院したのは1人だけだという。ジャネット・ナポリターノ国土安全保障省長官は「現在大流行が始まっている兆候はない。あくまで緊急事態に備えるための緊急事態発令」であることを強調し、パニックに陥らないよう呼びかけている。

橘川のデメ研をソシオメディアの篠原社長、安井さんと訪問。インフォバーンの小林弘人さんにお目にかかる。初対面だがワイヤード以来あまり昔からお名前と仕事を知っているのでなんとなくそう思えない。その後、裕子さんも交えて近所の店へ。遠距離通勤者の悲しさで中座。残念。

月曜日には出版記念パーティーに参加させていただく予定。そうとうに濃い業界セレブwの皆さんが0集まるようで、楽しみ。

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