昨年12月GoogleはGmailから他のアカウントのメールを読みに行くことができる機能を追加、TechCrunchのマイク・アリントンもこれでGmailは完璧になったと激賞した。 当初、この機能が使えるのは米国の一部ユーザーに限定されていたが、現在日本のユーザーのアカウントでも広く利用可能になっているので詳しく紹介しておこう。
従来GmailでGmail以外のアカウントのメールを読もうとすれば、相手側メールのオプションでGmailアドレスへの常時転送を設定する必要があった。(企業内のメールサーバなどで常時転送の設定ができない場合には処置なし)。
Mail Fetcherは相手側からの転送ではなく、GmailサーバがPOP3プロトコルを利用してユーザーに代わって指定されたメールアカウントへメールを読みに行く。またGmailユーザーはGmail内から外部メールのアドレスを使ってメールを送信することができる。この点OutlookExpressのようなデスクトップメールのクライアントとまったく同じ機能だ。(Mail Fetcherの英語版Gmailヘルプ)。
Gmailが便利なのは分かっていても、既存のメールアドレスを変更するわずらわしさから乗り換えをためらっていたユーザーも多いと思われる。POPアクセス機能を利用すれば、現在使用中のアドレスを一切変更せず、ユーザー側メールバックエンドとしてGmailを利用することができる。
相手先メールはPOP3プロトコルでアクセスできるサービスに限られるが、わが国でもYahooは無料でPOP3アクセスを提供しているし、HotMailもプレミアム会員になればPOP3が利用可能だ。
ここでは日本のユーザーがYahooメールを登録する例を紹介してみたい。(YahooBB会員の場合は自動的にPOPアクセス可能になっているが、無料ユーザーの場合はYahooメール側の設定でPOPアクセスを可能にしておく必要がある。)
1 Gmailの「設定」を開き、使用言語をEnglishに変更、保存。
2 Settings →Accountsタブを開く→Get mail from other accounts→Add another mail account と順に進む
4 Yahooメールのアドレスを入力(hogehoge@ybb.ne.jp のようにPOPアクセス用のドメイン名を指定すること)→Add Account
5 ユーザー名、パスワードに加えてPOP3サーバのアドレスを ybbpop.mail.yahoo.co.jp と入力→「サーバにメールのコピーを残す、SSLで接続する、相手先アドレスをラベルにする、表示せず直接アーカイブする」のオプションのうち必要なものにチェックを入れる→ Add Account
ここまででGmailにYahooメールが登録され、新着メールがあればGmai内に表示される。Gmail内からこのアドレスでメールを発信したければAdd another email addressに進む。
GmailからYahooのアドレスに確認メールが送られるので、Yahooメールにログインしてメール中のリンクをクリックすると登録は完了。次にGmailからメールを作成すると「差出人」欄の右に▼マーク表示され、ドロップダウンメニューからhogehoge@ybb.ne.jpが選択できる。
なお、POPアドレスの登録後は表示言語を日本語に戻してもかまわない。ただし「今すぐメールをチェック」、「履歴を表示」などのPOPアクセス機能は日本語環境では表示されず、使えない。
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