上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイクロソフトの楠正憲・技術標準部部長が日経IT PLUSに寄稿した記事、日本のクラウド振興策をお題目で終わらせないためには必読だ。

クラウド・コンピューティング時代が世界的に来ているのに、日本の対応は残念ながら十分とはいえない。というより、問題だらけだ。楠氏の記事はきわめてわかりやすく問題点を整理している。

日本のサーバーにコンテンツを置くのは〔著作権法など〕法的リスクが高い

データには資産価値があり、海外への複製は輸出に当たる〔が、その〕扱いが明確になっていない。

〔出会い系サイト規制など〕ソーシャル機能を持つB2Cサービスは、多くが規制の対象となる可能性がある

〔海外の〕大規模データセンターでは、1人あたり5000台から6000台という単位で廉価な汎用サーバーを効率的に管理する〔ので圧倒的にコストが安い。〕

日本に事業の拠点を持ち、サーバーを置くことのデメリットやリスクはあまりに大きい。

クラウド・コンピューティングはテクノロジー・イノベーション〔だけ〕ではなく、ビジネス・イノベーションだ

このままでは日本国内の事業者や技術者までが厳しい規制と高コストを嫌気して、サーバーを米国のクラウドに置き、あるいは米国に移住しかねない。(強調は引用者)

最近、渡辺千賀氏の「日本はもう立ち直れないと思う。海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。」というブログ記事に賛否両論、大きな反響があった。

楠氏の記事を読むと、渡辺氏の主張が決して極論ではないとわかる。しかし、いまさらアメリカ脱出もできないわれわれとしては、日本の「緩慢な自殺」を止めるために、少しでもできることをしていく他あるまい。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://socweb.blog80.fc2.com/tb.php/405-f206a67b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。