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トーハンがセブン‐イレブンの正体(金曜日刊)の配本を拒否したことが問題になっている。著者古川琢也氏はブログで次のように書いている。

『セブン-イレブンの正体』の委託配本を、出版物取次最大手のトーハンが拒否してきた。折衝に当たった(株)金曜日の担当者によれば、同社の拒否理由は「取締役の不利益になることはできないから」(本の中でも触れているが、セブンーイレブン・ジャパンの鈴木敏文会長はトーハンの出身であり、現在は同社副会長も兼務している)。

本の内容の当否はさておき、日本の出版システムの要となる大手取次が会社幹部の私的な利害を理由に配本を拒否するとは信じがたい。これが事実なら公器としての自覚をまったく欠いている行動といわれても仕方ないだろう。

日経ビジネスの過去記事(92年3月号)にトーハンが大学生協を日販に取られた事件の解説があった。

【誤算の研究】トーハン(旧東京出版販売) 物流整備の遅れ読めず 日販急迫、CIで挽回へ

 

上瀧社長は「取引変更の事実を知ったのは新聞報道の直前。寝耳に水だった」と言うが、そうだとすると同社の危機管理に不備があったことは否めない

この上瀧社長が現在も代表取締役会長としてトーハンに君臨している。セブンイレブンの鈴木会長はトーハン出身でかつて上瀧氏の部下だったという。

結局ワンマン体制というのはとかく、

有能な人間を追放→イェスマンの茶坊主を側近に抜擢→抜擢した茶坊主を現場の要所に配置

という方法で権力基盤を固めていく。そういう会社はやがて全社的に

上から言われないことは一切やらない→上が嫌いそうなことは先回りして一切やらない→上が嫌いそうな情報も一切上げない

という気風が瀰漫して転落への道を歩む。

普通の会社ならとっくに破綻するところ、新聞、取次などは戦時統制経済の遺産に守られて安泰だった。

しかし、それもいつまで続くのか?

アップデート 週明けにトーハンは「拒否は担当者の独断」という線で折れ、セブンイレブン本の配本を受け入れた。トカゲ対応はいただけないが、当然ではある。

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