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日経BP出版局竹内さんからすすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠 を献本いただいた。

インターネットの普及は、危険な「カウンターナレッジ」(=ニセ情報)の蔓延をもたらした。カウンターナレッジを信じ、数百万の国民の命を危険にさらす大統領。カウンターナレッジで数億ドルを荒稼ぎするインチキ起業家。

―という現状に警鐘を鳴らす本だ。著者は英国の宗教社会学者・ジャーナリスト。

「カウンターナレッジ」というのは簡単にいえば「デマ」だ。ただし「9.11はアメリカ政府の自作自演」とか「サプリでエイズが直る」とかいうたぐいの科学理論やら調査報道やらのもっともらしい仮面を被った悪質なデマを指す。

正直、一読して鬱になる。なぜ世の中にはこんなバカが多いのか? こういう本を読む人間はこんなバカなデマを信じるわけはなし、こんなバカなデマを信じるバカは絶対にこの本を読まない。

だが、そうも言っていられない。インターネットは新聞、テレビといった既存のマスコミの力を急激に削ぎつつある。自動車の登場で馬車が退場したように、テクノロジーの発達はいかんともしがたい。しかし、メディアの革命には、他のあらゆる革命と同様、光と同じくらい闇の部分がある。ラジオと映画を駆使してヒトラーとナチ党はデマゴギーを全ドイツ人の頭に刷り込みユダヤ人、スラブ人、ロマ人、ドイツ人障害者の大虐殺に成功した。

インターネット革命によって新聞を始めとするマスコミが衰退するのはある意味必然だ。しかし、その後に「群衆の英知」によって予定調和の世界が来るのか?

この本はそういう期待が楽観的すぎるかもしれないという深刻な警告になっている。

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??BP??? 12??Ρ???? ...
2008/12/16(火) 12:39:25 | BP?

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