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毒餃子の毒は日本で混入したと強弁してきた口の下から、中国国内で回収した製品が横流しされてメタミドホス中毒が起きていたことが発覚した。日本の外務省は(もちろん、もちろん)中国の情報隠蔽に協力を申し出ていたという。一方では中国食品規制当局の幹部が変死した。自殺とされるが、真相はこれまた闇の中だ。そもそもこのニュース自体中国国内では検閲されている模様。

中国はひょっとして日本への食品輸出を制限したいのだろうか? それならこれ以上ないくらい大成功だ。スーパーの食品売場を歩くと真剣な表情でパッケージの裏をひっくりかえして覗いている人をよく見かける。慌てて捨てていくのをみると「中国製」だ。「あ、それだめだよ、中国製だよ」という声もよく耳にする。

毒餃子がテロなのか事故なのかもわからず、中国側からは謝罪も再発防止策も出てこない。それどころか「毒は日本で入った」という常識を疑わせるような発言しか聞こえてこないのでは中国と名のつくものすべてに疑いの目が向けられるようになるのは当然だろう。

風評被害という言葉があるが、中国当局はまさに風評被害の拡大に自ら懸命に務めている形だ。よもやそれが分らないほど中国指導部に人材がないとは思われない。にも関わらず的確な対策が取れないのは、中国の権力構造がいかに脆弱かを暗示させる。そしてこれが大きな問題である。

法輪功メンバーに対する異常なまでの弾圧は、歴代の中国王朝が黄巾の賊から太平天国の乱に至るまで各種宗教秘密結社の暴動によって崩壊させられてきた記憶があるからだろう。失政、秘密結社による暴動、大量の流亡民の発生、その軍閥化…。

強権独裁国家というのはその閉鎖性自体によって不安定化圧力が蓄積していく。しかしこの巨大な隣国が不安定化すれば、その被害はとうてい毒餃子どころではない。対岸の火事ではなく隣の火事である。日本が抱える最大の地政学的リスクは歴史的に常に中国だった。かといってこのリスクに対して日本が取れる有効な対策は(亀になって首をすくめている以外)ほとんどない。

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