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佐々木氏は毎日OBだが、今回CNETのコラム、「毎日新聞社内で何が起きているのか(上)」で古巣を厳しく批判している。

佐々木氏の記事でまず重要な点は、今回の炎上が毎日新聞の経営に深刻なダメージを与えているという事実だ。

『おまえのところの不祥事で、うちのお客様相談窓口がパンクしてるんだぞ!』とスポンサー側担当幹部から怒鳴られ、広告を停止させられる処分が相次ぎました。いま現在、必死で幹部がスポンサーまわりをして平身低頭し、何とか広告を復活させてもらえるようにお願いにまわっているところです。

2chのスレッドで、毎日のスポンサーへの電凸(直接電話による抗議)の結果報告をリアルタイムで観察していたところ、◎印(出稿取りやめ企業)のリストがみるみる長くなっていった。これはただごとではないと気づき、7/25のブログで、私は、

このままずるずると泥沼を引きずれば毎日新聞は先進国のメインストリーム・メディアがインターネットによって経営に壊滅的な(かつ恥さらしな)打撃を受けた最初で(もしかすると最大の)例になりかねない。
と書いた。この推測はどうやら当ったようだ。

そしてマスコミへの影響。他のマスコミの扱いが小さいことについて、関係者の証言が引用されている。

でもこの問題を真正面から取り上げ、それによって新聞社に対するネットの攻撃のパワーが大きいことを明確にしてしまうと、今度は自分たちのところに刃が向かってくるのではないかという恐怖感がある。だから報道したいけれども、腰が引けちゃってるんです

朝日がコラムでの「死に神」発言を全面的に取り消して謝罪したのもひょっとしてこの「変態」事件が影響しているかもしれない。

そして、これが今回の記事でいちばん興味深かったが、毎日が信じられないほど劣悪な対応を取った原因だ。

〔以前の座談会で朝比奈豊社長〕は「そんな卑怯な言論に答える必要はない」と司会者の立場も忘れて反論を始めた。私が「匿名でしか発言できない立場の人間には有効なのではないか」と言い返すと、「そんな者の言うことは聞く必要がない。言いたきゃ実名で言えばいいんだ」と切って捨てた。
 朝比奈社長は一九六〇年代末、東大農学部の全共闘のメンバーだったと言われており、マスメディアには彼のような学生運動経験者が大量に流れ込んでいて、いまや編集、経営の幹部クラスに名前をぞろぞろと連ねている。彼らは「自分が時代の最先端を走っていると信じていて、自分が理解できないものはいっさい受け入れない」という全共闘世代の典型的な特徴を備えている。だからインターネットのような新しいメディアの本質を理解しようとしないし、歩み寄る気持ちもない。
彼らは「ネットで毎日を攻撃しているのはネットイナゴたちだ」「あの連中を黙らせるには、無視するしかない」などと社内で強く主張していて、それが今回の事件の事後対応にも影響している。

全共闘世代の全員がそのように独善的なわけではあるまいが、なるほど、こういう「信念」のトップがいるならあの対応になったことも大いに納得できる。

しかし佐々木氏の書いたことが事実とすれば―事実としか思えないのだが―毎日の将来は暗いのではないか? いくら東京、大阪に膨大な不動産を抱えていようと、メディアは不動産で喰っていくわけにはいかない。もちろん新聞の発行などという金のかかる道楽を止めて不動産管理会社になれば別だが。

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