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1911年にシャーマン反トラスト法に基づいてジョン・D・ロックフェラーのスタンダード・オイルが34社に分割された後、Googleほど巨大な―かつ市民生活に直接影響を与える―世界的独占企業が現れた例はたぶんないだろう。今や米国検索市場でのシェアは5割を大きく超えて3分の2に近づき、まだ上昇している。

グーグル独り勝ち--4月米国検索シェア

ジェリー・ヤンの会社を私物化した感情的対応がYahooに(ひいてはMSに)大打撃を与え、Googleの地位は一段と強化されてしまった。将来、Googleの巨大化を最後にチェックするのはアメリカ司法省(と最高裁)ということになるのだろうか?

と、ふと朝日新聞(5/25朝刊)の読書欄を見ると「グーグル 激変のネット検索 その行く末は」というコラムに目がとまった。

グーグルが日本を破壊する(PHP新書)
Googleとの闘い(岩波書店)
Googleが消える日(カナリア書房)」

などという本が取り上げられている。Google本も山のように出ているというのに、この選択は…?

PHP新書はともかくとして岩波本はフランス文化人の「活字の時代に帰りたい」という繰り言だし、「…消える日」に至っては、「『通信と放送が融合する時代では(Googleは)通用しない』と論評する」という書評者の要約だけで怪しさ満開。Amazonのレビューを見ると「やっぱり」と笑ってしまった。

「タイトルに引かれて買ってしまった自分が情けない。正しい情報社会は、法律(国家)に基づいた完全な個人IDを発行した管理社会らしい。 Googleはアドワーズの広告を掲載しているから信頼できず、Yahooはバナー広告だからいいらしい。」
「『とんでも本』だと気が付くのに半分くらいまで読んでしまった・・・。」
「タイトルだけで販売部数を伸ばそうとしていないでしょうか?」
と星1つの嵐。

書評者は「Googleのようなよくわからない存在は消えてくれればいい」という願望に沿う藁を一筋、二筋と丹念に集めているうちに、とうとう「と」本まで拾ってしまったといったあたりが推測される。

朝日新聞としてはむしろ「全米で新聞社レイオフの嵐,グーグルマップが深刻さを浮き彫りに(メディアパブ)」という記事を研究する必要があったのではないか。

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