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諸橋「中国古典名言事典」(以下「名言」)をぱらぱらとめくっているといろいろおもしろいフレーズが目に入ってくる。そのまま忘れてしまうともったいないのでメモしておくことに。 本文は引用だが、解釈はパラフレーズしてある。
鼫鼠(せきそ)の如きは貞なれども(あやう)し (易)(p228)
 *セキはネズミ偏に石。 ムササビのような〔進退をしていると〕やっていることは真面目でも身が危ないことになる。諸橋によるとムササビは「臆病で欲深な動物」の代表という。
車、甚だ沢(ひかり)あれば、人必ず瘁れる。(p259 左伝)
上の者がぴかぴかの車を乗り回すようになると使用人はたまらない。
書を校するは塵を払うが如し。一面払えば一面生ず。(p713 夢渓筆談)
書物の校正は塵を掃うようなものだ。一つ終われば、別のところにまた塵が溜まっている。〔終わりがない。〕
千金は死せず、百金は刑せられず。(p693 尉繚子)
今の中国がやはりこのとおり。
流れに枕し、石に漱(くちすす)ぐ。(p707 世説新語)
晋の孫楚が「石に枕し、流れに漱ぐ」を言い間違えたのに「流れで耳を洗い、石で歯を磨くのだ」と強弁したという故事。夏目漱石の号の由来だが「流石」(さすが)もこれが語源という。
虎に騎るものは勢い下りるを得ず。(p686 五代史)
一度ゴルフを始めてしまうと収賄になると分かっていても止められない。
文は拙を以って進み、道は拙を以って成る。(p581 菜根譚)
文はヘタでもこつこつやっていれば大成する。道徳も不器用な人間のほうが修養が進む。
節義を以って標するものは必ず節義を以って謗りを受く。(p572 菜根譚)
節義を売り物にしている人間は必ず節義で痛い目に遭う。
淫奔の婦は矯めて尼となり、熱中の人は激して道に入る。(p583 菜根譚)
淫奔な女が突然尼になってみたり、過激な人が逆上して出家したりする。仏道にとっては邪魔なことである。
君子は進め難くして退け易し。小人はこれに反す。(p631 宋名臣言行録「司馬光」)
君子は地位に就きたがらず、就いてもいさぎよく退く。小人はその逆。
書は誦を成さざるべからず。(p631 宋名臣言行録「司馬光」)
文章は暗誦できるほどに読み込まないと実際の役には立たない。
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