上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「魯山人の美食」の書評を書いたところ、平凡社のブログで取り上げていただいた。

このブログ、実は営業部発だ。大手出版社で営業部ブログがあるのは珍しい。しかも内容がちゃんとブログになっている。企業ブログはブログといってるだけで要するにプレスリリースを姿を変えて羅列してるだけ、という例が多い。それでは誰も読みはしない。

外部の社会との対話は広報室のような専門組織と広告代理店任せでよかった時代は終わりつつある。インターネット社会の実践はなにはともあれブログから始めるのがよいと思う。

ちなみに、アメリカのSEC(証券取引委員会)は「法定企業情報開示の媒体として企業ブログを認める」という画期的な決定を発表した。さらに「別途定める場合を除き、情報開示の表現(レイアウトなど)は従来の紙媒体によるものと同一でなくてもかまわない」とした。

これによってアメリカの企業情報の流通のエコシステムが大幅に変わる可能性がでてきた。新聞の凋落傾向がさらに加速するのはもちろんだが、FacebookやMySpace上の企業プロフィールページを利用した情報開示が公認されることにより、SNSの価値がさらに上昇するものとみられる。

スポンサーサイト

平目刺身用サク、 とろろ昆布適量、塩、純米酢

平目のサクに軽く塩をして金網に載せ、冷蔵庫で30分ほど置く。表面にじっとり汗をかくくぐらい水分がしみ出したところで薄い塩水で洗い、酢をくぐらせる。たっぷりのとろろ昆布をまぶし、ラップで包み、冷蔵庫で一晩おく。

とろろ昆布ごと6、7mmくらいの厚さでそぎ切りにする。大ぶりの茶碗にご飯を適量盛り、平目をたっぷり載せる。熱湯を注ぎ、醤油を垂らし、ワサビを置く。

熱湯をそそぐのは平目を半熟にするため。好みで適温で出した煎茶を別に加えてもよい。

梅干、胡瓜の味噌漬けなどを添えると朝茶漬けに最高。

白身の魚ならだいたい何でも昆布〆にできるが、クセのない平目がいちばん合っている。平目というのは普通に刺身にしただけでは実はあまり味がなくてもの足りない。逆に鯛はかなりクセがあるので淡泊な昆布締めより胡麻ダレにつけたほうがいいように思う。

ワグナー・ジェームズ・アウの「The Making of Second Life」の邦訳が日経BPから「セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる」として刊行の運びとなった。(8月下旬刊行予定、Amazonのページ)。翻訳は「ウィキノミクス」などを手がけたビジネス書翻訳のエース、井口耕二氏。僭越ながら滑川が短い巻末解説を書かせていただいた。

アウはハワイ出身のウェブ・ジャーナリストで、Wiredなどで活躍していたが、2002年から2006年にかけてセカンドライフ内でリンデンラボの公式ジャーナリストをつとめた。本書の素材の多くは、<ハムレット・リンデン>というアウのアバターがセカンドライフ内で多くの住民のアバターにインタビューして得たものだ。一方で、ワグナー・ジェイズ・アウとしては、リンデンラボのファウンダー、CEOのフィリップ・ローズデール、会長で後援者1号のミッチ・ケイパーら関係者と長時間密接に過ごしている。セカンドライフをそのように二重の意味で内側から記録した大著だ。セカンドライフについて知るべき一次情報はほとんどここに網羅されたといってもいいだろう。

アウが「公式ジャーナリスト」だったといっても、これはリンデンラボのPR本ではない。プラスの面ばかりでなく、数々の失敗やトラブルも詳しく報告されている。いままでベールに覆われていたセックスやロマンス、ギャンブル、バーチャル戦争、テロといったきわどい分野の実情が当事者の証言で明らかにされたのも特筆ものだ。

アメリカのノンフィクションの王道で「詰め込めるだけの情報をすべて詰め込んだ」本なので、読者はとりあえず興味のある箇所を拾い読みするのが効率的かもしれないが、私が通読した印象では、セカンドライフがローズデールというカリスマ的な創立者の個性と切り離せないことがあらてめて実感された。

たとえば、ローズデールは、本書の冒頭で著者に対して、幼少時に新生(ボーン・アゲイン)バプティスト派の学校に通った経験について次のように語っている。

(このキリスト教原理主義は)人間が推進しているものであり、根源的な真理によって推進されているのではないと気づき、(ローズデールは)宗教は駄目だと思ったが、同時に深い考察と物事の意味が大事だということも学んだ。

ローズデールの宗教体験が自らひとつの宇宙を作り出す「神」となりたいと考えるきっかけのひとつを作ったのではないかと思える。

と、このあたりまでは昨年「セカンドライフ創世記」(インプレス)の5章を執筆したときにローズデールについて情報を集めたたときに知ったニュースだったが、この本を読むと彼はそれ以上に「ぶっとんだ」キャラクターだとわかる。

ローズデールはセカンドライフの将来についてさまざまな夢を語った後、ふとこうつぶやいてアウを驚かせる。

あとは、どうやれば死から逃れられるか、だけなんだよなあ

なんとローズデールはセカンドライフの中に個人の人格そのものをシミュレートすることで「バーチャル不死性」を実現できないかと考えていたのだ。

セカンドライフが十分大きくなりさえすれば、それ自体が命を持つ。…そうなればチリから人が生まれるさ

とローズデールは主張する。もちろん現在の技術ではそんなことがいずれ可能になるのかどうかさえ決められそうにない。しかし二十年前の技術では今のセカンドライフのような世界が可能になるとはとうてい予想できなかったに違いない。それを考えるとローズデールのつぶやきを「妄想」と決めつけることはできないだろう。

バーチャル・リアリティーの現実と可能性に興味のある向きにぜひご一読いただきたい。

ちなみにローズデールの最近のビデオがTechCrunch日本版にエンベッドされている。Linden LabのRosedale曰く、ブラウザベースの仮想世界はセカンドライフの敵ではない

「セカンドライフを完全なブラウザ・ベースに移植する考えはないか?」という質問に対し「もちろん努力しているし、部分的には実現している。しかし現在のところブラウザ内ではシャドウやライティングの表現を含めた完全な3Dレンダリングを実現することがまだできない」と答えている。

Update: 著者、Wagner James AuのホームページでJapanese EditionのAmazonページが紹介されていた。カバーデザインがなかなか立派だと喜んでいるようだ。

Update2:著者Wagner James Auのブログ、New World Notesのトップにこのエントリーが紹介された。Thanks a lot, James!

080820_newworldnotes.jpg

佐々木氏は毎日OBだが、今回CNETのコラム、「毎日新聞社内で何が起きているのか(上)」で古巣を厳しく批判している。

佐々木氏の記事でまず重要な点は、今回の炎上が毎日新聞の経営に深刻なダメージを与えているという事実だ。

『おまえのところの不祥事で、うちのお客様相談窓口がパンクしてるんだぞ!』とスポンサー側担当幹部から怒鳴られ、広告を停止させられる処分が相次ぎました。いま現在、必死で幹部がスポンサーまわりをして平身低頭し、何とか広告を復活させてもらえるようにお願いにまわっているところです。

2chのスレッドで、毎日のスポンサーへの電凸(直接電話による抗議)の結果報告をリアルタイムで観察していたところ、◎印(出稿取りやめ企業)のリストがみるみる長くなっていった。これはただごとではないと気づき、7/25のブログで、私は、

このままずるずると泥沼を引きずれば毎日新聞は先進国のメインストリーム・メディアがインターネットによって経営に壊滅的な(かつ恥さらしな)打撃を受けた最初で(もしかすると最大の)例になりかねない。
と書いた。この推測はどうやら当ったようだ。

そしてマスコミへの影響。他のマスコミの扱いが小さいことについて、関係者の証言が引用されている。

でもこの問題を真正面から取り上げ、それによって新聞社に対するネットの攻撃のパワーが大きいことを明確にしてしまうと、今度は自分たちのところに刃が向かってくるのではないかという恐怖感がある。だから報道したいけれども、腰が引けちゃってるんです

朝日がコラムでの「死に神」発言を全面的に取り消して謝罪したのもひょっとしてこの「変態」事件が影響しているかもしれない。

そして、これが今回の記事でいちばん興味深かったが、毎日が信じられないほど劣悪な対応を取った原因だ。

〔以前の座談会で朝比奈豊社長〕は「そんな卑怯な言論に答える必要はない」と司会者の立場も忘れて反論を始めた。私が「匿名でしか発言できない立場の人間には有効なのではないか」と言い返すと、「そんな者の言うことは聞く必要がない。言いたきゃ実名で言えばいいんだ」と切って捨てた。
 朝比奈社長は一九六〇年代末、東大農学部の全共闘のメンバーだったと言われており、マスメディアには彼のような学生運動経験者が大量に流れ込んでいて、いまや編集、経営の幹部クラスに名前をぞろぞろと連ねている。彼らは「自分が時代の最先端を走っていると信じていて、自分が理解できないものはいっさい受け入れない」という全共闘世代の典型的な特徴を備えている。だからインターネットのような新しいメディアの本質を理解しようとしないし、歩み寄る気持ちもない。
彼らは「ネットで毎日を攻撃しているのはネットイナゴたちだ」「あの連中を黙らせるには、無視するしかない」などと社内で強く主張していて、それが今回の事件の事後対応にも影響している。

全共闘世代の全員がそのように独善的なわけではあるまいが、なるほど、こういう「信念」のトップがいるならあの対応になったことも大いに納得できる。

しかし佐々木氏の書いたことが事実とすれば―事実としか思えないのだが―毎日の将来は暗いのではないか? いくら東京、大阪に膨大な不動産を抱えていようと、メディアは不動産で喰っていくわけにはいかない。もちろん新聞の発行などという金のかかる道楽を止めて不動産管理会社になれば別だが。

シリコンバレーから帰還して京都で暑さに耐えている「はてな」のファウンダー&CEO、近藤淳也氏はStreet Viewで友達発見したとかw

ちなみにGoogle Street View撮影はこんな車で走り回っている。珍しくディテールのわかる写真

上の記事の翻訳(Long Tail World)

異常なほどの盛り下がり方をみせるオリンピックだが、谷亮子選手の銅メダルのニュースでやっとオリンピックをやっているのを思い出した人も多いのではないか?

「ママでも金」にならなかったのは残念だが、とにかく偉い。オリンピック5回連続出場、銀2回、金2回、銅1回というのは容易ならざる大記録だ。

解説の山口香がアリナ・ドゥミトル戦に入場した谷について「燃えてない表情です」と懸念を見せていたが、やはりまともに組んで勝てる自信がなかったにちがいない。

長身で組み手争いがうるさく、腕力、スタミナともに十分のドゥミトルと準決勝で当ってしまったのも運が悪かったかもしれない。指導がどちらに行くかは賭けだったと思う。紙一重で賭けに負けた。しかし勝負への執念は感じられた。

さて、男子も含めて他の階級の成績はどうなるだろう? 今大会はともかく、中期的にみて、最大の問題は日本柔道のガラパゴス化だ。国際試合の放映権料やら直接間接の公的助成やらの収入をアテにしているくせに、口では柔道は武道だ、精神性だ、ガイジンのジュードーは邪道だといい募り、国際競技団体では昔の社会党、今の社民党のようにある種のイデオロギー的立場から反対のための反対を繰り返し、やっかいもの扱いされて役員選挙にも落選している。他の日本産業のガラパゴス化にも多少通じる面を感じる。

毒餃子の毒は日本で混入したと強弁してきた口の下から、中国国内で回収した製品が横流しされてメタミドホス中毒が起きていたことが発覚した。日本の外務省は(もちろん、もちろん)中国の情報隠蔽に協力を申し出ていたという。一方では中国食品規制当局の幹部が変死した。自殺とされるが、真相はこれまた闇の中だ。そもそもこのニュース自体中国国内では検閲されている模様。

中国はひょっとして日本への食品輸出を制限したいのだろうか? それならこれ以上ないくらい大成功だ。スーパーの食品売場を歩くと真剣な表情でパッケージの裏をひっくりかえして覗いている人をよく見かける。慌てて捨てていくのをみると「中国製」だ。「あ、それだめだよ、中国製だよ」という声もよく耳にする。

毒餃子がテロなのか事故なのかもわからず、中国側からは謝罪も再発防止策も出てこない。それどころか「毒は日本で入った」という常識を疑わせるような発言しか聞こえてこないのでは中国と名のつくものすべてに疑いの目が向けられるようになるのは当然だろう。

風評被害という言葉があるが、中国当局はまさに風評被害の拡大に自ら懸命に務めている形だ。よもやそれが分らないほど中国指導部に人材がないとは思われない。にも関わらず的確な対策が取れないのは、中国の権力構造がいかに脆弱かを暗示させる。そしてこれが大きな問題である。

法輪功メンバーに対する異常なまでの弾圧は、歴代の中国王朝が黄巾の賊から太平天国の乱に至るまで各種宗教秘密結社の暴動によって崩壊させられてきた記憶があるからだろう。失政、秘密結社による暴動、大量の流亡民の発生、その軍閥化…。

強権独裁国家というのはその閉鎖性自体によって不安定化圧力が蓄積していく。しかしこの巨大な隣国が不安定化すれば、その被害はとうてい毒餃子どころではない。対岸の火事ではなく隣の火事である。日本が抱える最大の地政学的リスクは歴史的に常に中国だった。かといってこのリスクに対して日本が取れる有効な対策は(亀になって首をすくめている以外)ほとんどない。

あの人検索 SPYSEEはWebマイニングを用いて人間関係の抽出や語彙同士の関係をリアルタイムに抽出して表示するサービスだ。

似たような試みは内外でかなり行われてきたが、ほとんどは有効性が判断できないレベルのプロトタイプだったりクローズドな分野のマイニングだった。実用レベルに達した公開サービスはこれが始めてではないだろうか。

ベースとなった技術は「ネットワーク作る君」というシステムのようだ。リンク先のPDF文書によると、

検索エンジンのヒット件数を求める。(エンティティa に対するヒット件数をhit(a) とする。)さらに、エンティティ のペアに対するヒット件数を求める。(hit(a, b) とする。)この とき、エンティティ間の関係の強さは、 hit(a, b)/(hit(a) + hit(b) − hit(a, b))

など、比較的シンプルな方法で対象間の関係を計量化し、ノイズを抑える調整を加えて視覚化していく仕組みのようだ。

こちらはデメ研橘川幸夫の「あの人検索」。どこからどうやって拾ってくるのか、ちゃんと(かなりレアな)写真も掲載されている。

アルファブロガー一覧。直リンは控えておくが、「IT戦士」で検索してみても発見があるかもしれない。

現在はまだユーザーが自由に対象を入力してリアルタイムでマイニングできるというところまではいっていない。検索依頼を出して順番待ちをすることになる。十分なサーバのリソースがあればリアルタイム検索も可能になるだろう。

橘川が「ネットのストリートビューだな」と評していたが、言い得て妙だ。

080811_spysee_tani.jpg

毎日の「変態」コラム問題がさらに深刻化している。

J-CASTは8月13日早朝の記事で、毎日英字紙にも「変態ニュース」 11年前から多数の記事掲載と報じた。

例えば、1997年10月5日付英字紙では、「お母さんたちは墜ちていく、成績を上げるために!」と題された記事が掲載されており、この記事には「『受験生』バカ母SEX献身の実例」と日本語のタイトルも記載されているほか、日本人名の署名が入っている。内容は、成績を上げるために勉強前に息子の性処理をする母親がいるというもので、02年にニュースサイトで外国人記者の署名入りで配信された記事と同じものだ。

毎日の7月20日のいわゆる「検証」記事では

このような内容の記事が載ることは新聞本体ではありえないだろう。…そういうネットの感覚に陥り、アングラでわいせつな雑誌記事を引用して一般紙である毎日新聞のメディアに載せてしまった。

という見解が表明されている。例によって「検証委員会の委員の意見」という形をとっているが、毎日新聞が自らの不祥事を検証するとして自ら任命した委員の意見を自らの紙面で公開したのだから、毎日自身が承認を与えた見解とみられても当然だ。一言で要約すれば「ネットのせい」といいたいらしい。これが低俗記事を長年にわたって掲載し続けたことについての弁明にも擁護にもなっていないのはもちろんだが、J-CASTの記事によれば、その前提そのものがまったく事実でなかったことになる。

1997年に毎日の紙媒体で発表された記事がなぜ5年もたって、2002年に毎日のウェブサイトに、なんの断り書きもなく再掲されたかのか、理解しがたい。また、低俗という内容の適否の問題に加えて、いちばん基本的なジャーナリズムの倫理としてどうなのか?

さらに重大な疑問は、なぜ毎日はこういった事情を第三者に暴露されるまで公表しなかったか、という点だ。

実は紙媒体の変態記事の存在を最初に報じたのは2chの既婚女性板で、発見したのは独身女性板の住民らしい。(8/10)。その後2chのニュー速+でこれを報じるスレッドが立ったが、ニュー速+には「マスコミが取り上げたニュースのみソースと認める」というルールがあるため、一時中断した。(J-CASTが記事にしたため現在は再開)

「そういうネットの感覚に陥り」と罵倒しているネット住民が発掘できるような経緯を、マスコミが゙、しかも純然たる社内事情であるにも関わらず、検証委員会まで作ってなおかつ知り得なかったということが考えられるだろうか?

改めて毎日側の説明を聞くまで不用意な断定は避けたいが、当面、J-CAST記事の結論に同意せざるをえない。

背景には根深いものがありそうだ。

アップデート:海部美知氏がブログで毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 という指摘をされている。

この件は「ネットと旧メディア」構図でもあると同時に、伝統的な「セクハラ問題」でもあると思う。

やはりこれがいちばん本質的な問題かもしれない。

紙媒体発掘の経緯はこちらに詳しい。

平凡社営業部のブログがおもしろいと書いたが、その後のエントリも快調だ。樽生ホッピーの夜を見たらホッピーが飲みたくなった。

ホッピーというのは、ご承知ない向きのために説明しておくと、エキス分を濃く作ったノンアルコール・ビールである。

学生時代、ロッキングオンを手伝っていた頃、橘川幸夫が「ホッピーのグラスをぶつけられて手を切ったことがある」と言ったのでホッピーなるものの存在を初めて知った。しかしなぜかその後長らく実物を飲む機会がなかった。実際に飲んでみると意外にうまいので驚いた。

ただ店で出されるホッピーは焼酎を2.5~3倍くらいに割ったものが多い。これだとアルコール濃度は10%近くなっていて、ビールよりはるかに強い。

これではビールのようにのどごしを楽しむわけにいかない。またアルコールの甘さが舌にきてしまう。ホッピーのアルコール度数をビールなみに下げると、最近の発泡酒の方が安くなってしまう。このあたり微妙なところ。

樽生ホッピー、そのあたりどうなのか?

しかし自宅でならホッピーのうまい飲み方がある。ひとつは発泡酒350mlにホッピー黒を3分の1くらい混ぜる。ハーフ&ハーフのようなコクが出てうまい。もうひとつはグラスにスコッチをダブルで一杯ほど注ぎ、ホッピー(黒で普通でも好みで)1壜を注ぐ。大麦系の酒同士なのでこれがよく合う。ウィスキーとビールで作ると「ボイラーメーカー」というカクテルになるから、名付けるならホッピーボイラーか。

上記ブログ記事によると、平凡社の「社酒」はホッピーとのこと。なるほど。そのでんで行くとマガジンハウスの社酒はモヒートだったりするのだろうか?

これはいわれてみれば当然だった。ロータスは視覚障害者に車の存在を知らせるための車外騒音発生装置を開発したことを発表した。日本語記事 ロータスのデモビデオ

このニュースに対して、2ちゃんねるでは、例によって

馬の走る音がいいっていう意見を昔みたな。ぱからっぱからっ…
と茶化すレスもある中に、

「俺も〔プリウスに〕2回ほど轢かれそうになったことあるわ。 ど近眼+頚椎が悪くて後ろからの車はほとんど音で判別してたから」

「プリウスに乗り換える前は確かにエンジン音で歩行者は避けてくれたな。避けないからって強引に進むことも出来ないし、 無暗にクラクションなんて鳴らせないしね。細い歩道のない道はあまり使わなくなったような気がする

という真面目な意見も。

視覚障害者だけでなく歩行者や自転車にも適切なレベルの音響情報がないと危険だろう。最低騒音基準を設ける必要があるのかもしれない。しかし音ならなんでもいいということになると宇宙戦艦ヤマトだの浜崎あゆみだので収拾がつかなくなりそうだ。

ロータスは車速やアクセル開度、ブレーキなどの情報をセンサーで拾ってエンジン音をリアルにシミュレーションしてフロントグリル裏のスピーカーから流している。フェラーリサウンドとかポルシェサウンドとか、「着うた」ならなぬ「騒うた」が売れるようになるかもしれない。

投資とタイ生活をテーマにしたブログで人気があり、幻冬舎コミックから「外こもりのすすめ」という著書もある棚橋貴秀(ペンネーム安田誠)さんがタイのアパートを出たまま行方不明になっていた事件で、8/9、タイ中部で発見された遺体をタイ警察は本人のものとほぼ断定した。

この事件では棚橋さんのアパートに日本人とみられる不審な人物が出入りしている映像が監視カメラに映っていたこと、棚橋さんの銀行預金が日本でATMから引き出されていることなどから日本人が関与している可能性が指摘されている。しかも棚橋さんのmixiのアカウントが不正操作によって削除されていた可能性があるらしい。

今回の事件もまだ全容は解明されていないが、ブログやmixiの書き込みがなんらかの役割を果たした可能製はある。ブログやmixiをめぐっては過去にも多数の「炎上」事件が起きているが、殺人(あるいは強盗殺人)に発展した例は覚えていない。犯人の早期逮捕が待たれる。

セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる(日経BP 8/22発売予定)紹介したところ著者Wagner James Auのブログ、New World Notesにこのエントリーが紹介された。Thanks a lot, James.

080820_newworldnotes.jpg

著者の最近のビデオ。

インタラクションデザインの教科書 (DESIGN IT! BOOKS) はAjaxの命名者で対話的ウェブ・サービスのパイオニア、Jesse James GarrettのAdaptivePathのリード・デザイナー、Dan Safferの名著、Designing for Interactionの邦訳だ。版元は毎日コミだが、刊行を企画したのはソシオメディア。

出版を記念してSaffer氏らを講師に招いてDESIGN IT! Forum 2008フォーラムが開催された。ソシオメディアの篠原社長のお招きで出席してきた。

080822_dansaffir1.jpg

Saffer氏のレクチャーでいくつか有益なヒントを得ることができた。なかでも印象に残ったのは「インタラクション・デザイナー、さらに広くウェブ・デザイナーというのは<装飾家>ではない」という言葉だった。

デザイナーというと、フォントをいじったり、背景に色をつけたりして「装飾を施す」仕事というイメージがある。しかし、Saffer氏によると、

インタラクションデザインとは振る舞いのデザイン、つまり、人間の行為に対してシステムがいかに反応するかをデザインすることである。

質疑応答セッションで「ウェブデザインについてはいろいろな手法が提案されているが、そういった手法を利用してもはかばかしい成果が上がっていない」という意見が出ていた。これは重要なポイントだ。

インタラクション・デザイナーは、建築家が建物のデザインをするのと同じような意味で、システムの振る舞いのデザインをするのが仕事だ。ところが、現実にはそういう権限と責任を与えられていない。多くの場合、ショーウィンドウの装飾屋あつかいされている。またデザイナー側にもシステムをデザインするための用意も能力もない。

またSaffer氏も答えていたように、たとえばユーザーの反応を調査しても、調査しっぱなしでは仕方がない。いくら正しいメソッドを利用しても、それを現実に適用しなければ何の意味もない。

本書は「このとおりにやればいいシステムができる」という意味の教科書というよりも、「いいシステムを作るためにはこういう考え方が必要だ」ということを広く啓蒙する教科書として大いに役に立ちそうだ。IT企業のトップにぜひ読んでもらいたい本だと思う。

最近アオサギをよく見かける。街中をどこに飛んでいくのか思っていたら近所の都市河川(というかドブ川)で餌をあさっているのを発見。よく見るとえらくでかい鳥だ。身長は90cmくらいある。知らない人はツルかと思うかも。

アオサギ

夕方になるとゴイサギが近所の家の屋根に止まる。明け方仕事の後で風呂に入っているとグワッというちょっと不気味な鳴き声が聞こえる。サギをカラスといいくるめるという表現があるが、実はカラスと近縁。サギ類はみための優雅さとうらはらに悪声だ。

だんだんカツオに脂がのる季節になってきた。うまそうなカツオのサクは小人数では大きすぎることが多い。半分使って残りを冷凍したいと思ったことはないだろうか。ところが普通に解凍するとドリップが流れて表面がぐずぐずになり、次はとても刺身にはできない。しかしうまい方法がある。

ガチガチに凍ったまま焼き網の上に乗せて、ハンディーガスバーナーで上から炙る。バーナーはクッキング用のしゃれたものでは火力不足ぎみ。草焼きバーナーか、アウトドア用のハンディファイヤー ミニのような火力の強いものを選ぶ。(Amazon、楽天、あるいは近所のDIYショップで探す。価格は3千円前後からいろいろ)。

1~2分間、ところどころ焦げ目がつくまでしっかり炙る。網の上に載せて15分ほど放置すると半解凍状態になるので刺身に引く。

表面が一気に固まり、水分も飛ばされているので、ドリップがゼロだ。言わなければ家庭で冷凍したのを解凍したとはわからない。ちゃんとカツオのタタキになっている。

この手はカツオだけでなく炙りマグロ、炙りホタテなど冷凍モノ全般に使える。ハンディーバーナーは焼き魚やグラタンの焦げ目つけ、ピーマンやトマトの皮むきなどにも便利だ。じっくり加熱したいときは遠くから炎を当てる、表面に焦げ目をつけたいときは近づける。

くれぐれも炎の前に手を出さないように。またカーテン、天ぷら油などへの引火に注意。しまう前にバーナーの火口は必ず水につけて確実に冷却すること。

ワシントンポストCNNを始めアメリカの主要メディアは、日本時間8/29深夜、マケイン共和党大統領候補は副大統領候補にアラスカ州のサラ・ペイリン(Sarah Palin)知事を指名すると報じた。(その後朝日新聞も報道)。

ワシントンポストによるとオバマ陣営は今までオバマに向けられてきた「若さ、未経験」という批判が自己矛盾だと証明できるとしているが、果たしてどうか? ペイリンが未経験でよいならオバマも未経験でよいはず、という論法は危険だ。マケイン陣営は「その通り、オバマ氏は副大統領としては非常に適任」と切り返すことができる。

マケイン陣営の最大の懸念はペイリン知事のスキャンダルの暴露だろう。ベテラン政治家の場合、長年メディアに露出し、ライバルとの選挙戦を繰り返しているうちにスキャンダルに関しては「枯れた」状態になる。その点ペイリン知事のようなダークホースには不安が残る。ただし多少のスキャンダルなら危機管理の手腕しだいだ。

いずれにせよ、次期ホワイトハウスはアフリカ系大統領か女性副大統領のいずれかが誕生することになった。

平目のとろろ昆布〆について書いたが、ホウボウのサクで作ってみたので写真を載せる。ホウボウは身がかなり厚いので強めに塩をして1時間、その後酢に3時間くらいつけ、とろろ昆布をまぶして1晩冷蔵庫に寝かせた。

上記程度の〆方だと水分が抜けてねっとりしたこくが出るが、塩や酢の味はほとんどしない。茶漬けは家のものにも好評。ぜひお試しあれ。

080830_kobujime1.jpg

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。