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「ほぼ日刊イトイ新聞」で糸井重里氏に「ソーシャル・ウェブ入門」をご紹介いただいた。ありがとうございました。

さすが「ほぼ日」のバイラルパワーは圧倒的で、その日の午後からAmazonの順位がスパイク、一時は和書総合で27位までジャンプ、本書の新記録となった。コンピュータ・インターネット部門ではかなり長いこと1位を記録(6月1日現在もまだ17位)。コグレ、いしたに氏の「クチコミの技術」がビジネス書でトップになったのを皮切りに、徳力氏の「デジタル・ワークスタイル」が総合9位につけるなど、こういうソーシャルメディア関連のマジメな本の躍進が目立つ。

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実は昨日5月31日は東京ビッグサイトでCNetの西田編集長、リアルコムの吉田健一氏、それに徳力氏の3方のパネルセミナーを聴講後、みなさんに一言ご挨拶してきた。定員250人の会場がほぼ満員だったから、たしかに関心が高まっているようだ。

「デジタルワークスタイル」はロケットスタートを切ったところで肝心のAmazonで「品切れ」という残念な展開。スーパーブロガーとしてあれだけ著名な徳力さんの著書なら当然、Amazonで先行予約を取り、勢いを見定めてから配本部数を決定なり、増刷の手配なりすべきだったのでは…?

ブログのカンファレンスと同時に開催されたいたLINUX展ものぞいてきた。LINUXのことはよく知らないので盛り上がっているのかどうかなど判断できなかったが、仮想化技術の実用化は目についた。

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前のエントリーではリンクが抜けていたので、あらためて掲載。アジャイルメディアネットワークを代表して徳力さん、リアルコムの吉田健一さん、CNet編集長の西田隆一さんによるパネルディスカッションを聞いてきた。

吉田さんの「昔は情報システム部門が主導で<このアプリを使え>とやっていたのが、今はユーザーが自宅で使っているウェブサービスを<これを使いましょう>と持ってくる時代」というお話に実感があった。

会場は東京ビッグサイトで幕張にくらべればマシとはいえ、都心からはけっこうある。聞くところでは他のセミナーも満員続出だったらしい。ブログとSNSが企業のコミュニケーション手段としてブレークする日が近そうだ。

tokuriki.comで「ソーシャル・ウェブ入門」を書評いただいているのを前の記事を書いているときに発見。好意的に評価していただいたのだが、記事末の「読書メモ」がすばらしく的確かつコンパクトにまとまっている。これからあちこちで使わせていただきたい…とコメントを残してこよう思ったのだが、なぜかエラーになる。

というわけで遠いところからトラックバックで失礼します。

日本を代表するブログ・エバンジェリストにこれほど詳細に読んでいただいて、たいへん光栄です。「読書メモ」は小著の紹介にこれから使わせていただきますっ! 本人の要約よりよくできてます(笑

5/31のBusiness Blog & SNS Worldでの徳力さんのお話もたいへん参考になりました。(略)

大ヒットの「デジタル・ワークスタイル」ですが、早く増刷されてAmazonへ復帰するといいですね。 (滑川)

IT戦士・岡田有花さまの記事がまとめて読める、だけではなくて小飼さんの書評によると、

ネットから紙への「メディアコンバート」をどうやればいいのかロールモデルとして現時点で最高の一冊
とのこと。さっそく注文してしまった。

 

 

 

ニューヨークタイムズの記事によると、音楽産業の次にWeb2.0の被害者になっているのはポルノビデオ産業だという。

下のグラフのように2006のオンライン、DVDのセールスは2005年に比べて15%もダウンしている。それでも$3.62B(4千300億円)というのは大産業だが。

わが国のビデオカセットレコーダーの普及にもポルノが大きな役割を果たした。ある年代以上のユーザーなら当時の著名なタイトルに(鑑賞したかどうかは別として)記憶があるだろう。ポルノ産業はテクノロジー面では基本的に恐れをしらないパイオニアの役割を果たしてきたのだが、Web2.0には打つ手がないようだ。このセールスの急減はP2Pネットによる違法コピーのせいではなく―それならブロードバンドが普及しはじめてからずっと存在する―ユーザー生成ポルノの氾濫とビデオ共有サイトの普及によるものだ。ポルノビデオの制作はあらゆるビデオコンテンツの中でもっとも参入障壁が低い。豪華なセットも高度な編集も説得力ある台本も必要ない。

TechCrunch日本版でも今だにPornoTubeというYouTubeクローンがトラフィック上位に居座って高尚な雰囲気を壊してくれている。

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「ウィキノミクス」がAmazonから届いた。現在「本で58位」と504ページもある翻訳ビジネス書としては大健闘。膨大な人数に取材して強力遠心力電気掃除機みたいにあらゆるデータを吸い上げぎゅっとパックしてどさっと提示してくるという、よくも悪くもアメリカン・ノンフィクションの王道を行くスタイルだ。

しかし地の文も面白い。Wikipediaと比較されたブリタニカの編集長が「Wikipediaの間違いの方が深刻だ」と反論したことに触れて

しかしこの反論は的外れだとも言えるだろう。Wikipediaの誤りはすぐに修正されたがブリタニカの誤りはまだ今でも残っているのだから。(p121)

ブリタニカ、痛いっ。タプスコットかウィリアムズか共著者のうちのどちらの言葉か定かでないが、ディベートはめちゃめちゃ強そうである。

ところで友人から「ジャーナリストの日垣隆氏が小飼弾氏をゲストにウィキノミクスの読書セミナーを開催する」と聞いた。日垣氏といえば、わが国で数少ない骨のあるジャーナリスト、それに小飼氏とのコラボとなれば、ぜひ聞いてみたいところだが、諸般の事情で、ここは友人の報告待ち。

アップデート

なんとかやりくりして6/23日の「ウィキノミクス」読書会に参加することにした。楽しみだ。

アップデート 2

この本は内容もさることながら、出版プロジェクトとしての仕掛けが大きい。「はじめに」によると、本書のベースになったのは2000年から2005年にかけて大企業12社の出資により900万ドルをかけて実施した「ウェブの状況とそのビジネスモデル」に関する調査なのだという。

出資企業はどうやらボーイング、IBM、BMW、P&Gといったあたりのようだが、この世界的ベストセラーで「Web2.0の勝ち組」として大々的に取り上げられればPR費用としてはめちゃ安、ともいえる。

いずれにせよわが国の出版界の手工業的「タイアップ」企画と比べると「ハリウッド」的スケール。と、妙なところに感心してしまった。

前に書いたようなことでほんとに「いまさら」だが糸井氏の「インターネット的」を読んだ。刊行が2001年というアメリカでネットバブルがはじけた頃で、Web1.0(というより0.89bくらいか)時代だったのに、語られている本質は完全にWeb2.0なのが驚異的だ。

「おいしい生活。」など数々のヒットコピーで知られる糸井氏が1998年に始めた「ほぼ日刊イトイ新聞」は現在日本を代表する人気ウェブサイトになっている。本書は「個と個がつながる」インターネットというメディアの意味を優しい語り口で説いた異色の文明論。「インターネット的なもろもろは、ぼくが若いときにはあきらめていたような夢を、もう一度拾いあげてくれた」という結語が深い。

本筋とは違うかもしれないが、印象に残ったのは「『ほぼ日』を始めたきっかけ」の一節だった。糸井氏は四十五歳くらいのころ「ものをつくることへの強い危機意識」を感じるようになったのだという。

危機感を持った理由は、つくる側の人間が、力関係の上で圧倒的に弱いという状況に気づいたからです。四十代後半になってくると、得意な仕事を確保して、いわゆる「偉い人」になってゆくだとか、貯金をしてやっていくだとか、そういう方向以外で食っていける人が、まわりにいないわけです。…出版社の知り合いなどの話では、かつて花形作家であったような人たちが、かなり苦しい状態になっているということでした。ものすごく、さびしいものを感じました。

まず、あの糸井氏にして、この危機感をもったところがすごいと感じる。が、こういう危機感はある意味ミッドライフ・クライシスのひとつの典型ともいえる。ここから(ギークでも理工系でもなくて)「それならインターネットだ!」と発想するというのは…やはり天才というのは世の中にいるんだな、と思わざるをえない。

「さる大新聞」からの電話取材を断らせたら、電話口のアシスタント君が「イトイはなにやって食ってんだよ!」と罵倒されたというくだりも印象に残った。単なる個人の非常識という以上に伝統的メディアという「権力」の腐敗が感じられる。伝統メディアには、メディアの権力を自分の権力と錯覚させるようなメカニズムが内在している。新聞という戦車、 テレビという爆撃機に搭乗していれば、自然に一般住民を見下す特権意識が芽生えてくるだろう。しかしインターネットでは誰もが「一般住民」だ。インターネットの世界に入ってきても今までどおり戦車に乗っているつもりでいればとんでもないことになる。いや、そんな小さいことでなく、糸井氏は、ここでその後のインターネットによってメインストリーム・メディアに退潮と落日が訪れることをはっきり予感されていたのではないだろうか。

こんなふうに挙げていけばキリがない。いや、実にいろいろなことを感じさせる本だった。

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感心できなかったNo-GoogleデーというRead Write Webの記事が面白い。

反大手検索エンジン団体(そんなものがあるらしい)Alt search enginesが提唱した「Google, Yahoo!, MSN/Live, Ask, AOLを1日使わない」という運動にとりあえず加わってみました、というネタ。

その代わりに試してみたのが、今話題になっているLexxeとPowersetという「自然言語」検索エンジン。

先回りして結論を言ってしまえば、どちらもGoogleを全然超えていなかったとしている。

鳴り物入りで登場してTechCrunchのマイク・アリントンにも大いに期待されているPowersetだが、「在職中に死んだ政治家」という検索フレーズに対して、Powersetも確かに関連性のある回答をするが、Googleは「在職中に死んだ政治家一覧」を掲載したウェブサイトへのリンクを表示した、という。こちらの方がはるかに役立つ情報である。ページランクの威力だ。

Powersetその他の「自然言語検索」については、以前 Powerset、自然言語検索エンジンの野望という記事で書いたとおり、ということのようだ。つまり有効性は依然として証明されていない。

アップデート:コメントで指摘していただいたとおりAlt Search EnginesはR/WWのグループサイトで、「特にアンチGoogleではないが、特色ある検索エンジンの紹介に力を入れていく」サイトということだった。なかなかおもしろそうなサイトだ。情報ありがとうございました。

CNet Newsの伝えるところによると、6月15日、IBMとMITのメデイアラボが主催したカンファレンスで、Lotusの創業者で現在Linden Labの会長、Mitch Kaporが3Dインターネットについて講演し、「3D インターネットはメインストリームへとブレーク寸前まで来ている」と述べた。

KaporはSecond Life内でのスザンヌ・ベガのバーチャル・コンサートでベガのアバターと聴衆のアバターが見事に相互作用する光景を見て3Dインターネットがいかに強力なメディアになり得るかインスピレーションを受けたと述べた。

「バーチャルは(60年代に流行った)ドラッグ経験みたいだ」とKaporは思わず告白した。また「Linden Labの採用した「ユーザーがコンテンツを生成する」という方式はバーチャル・ワールドのスタンダードになるだろう」と見通しを述べた。

さらにKaporは3D技術の普及はソフトウェアだけでなく、ゴーグルやグラブ、3次元スキャナー( "reality acquisition devices" )など、入出力デバイを始めとして全く新しいハードウェアを幅広く登場させることになるだろうと予測した。

最後にKaporは「Second Lifeは着実に標準化、オープン化を進めていく」と宣言した。「長期的には、Second Lifeには一切独自(非公開)技術は残さない。そうしてSecond Lifeはさらに大きな全体の部分になっていく。私の考えでは、これは当然の選択だ。なぜなら、われわれがオープン化を進めないなら、誰にせよオープン化を進めたところにわれわれはつぶされてしまうからだ」とKaporは説明した。

GigaOMのHas World of Warcraft (Finally) Hit a Plateau?「WoWも(とうとう)天井を打ったのか?」という記事に、ユーザーベースの推移のグラフが掲載されている。それによると2007年1月の新バージョンの登場でいったんスパイクしたあと、わずか2ヶ月で減少傾向が出ている。ついに怪物オンラインゲームも息切れか。

Read/WriteWeb Editor in Close-UpにRR/Wの編集長Richard MacNamusご本人のビデオが載っているのを発見。下にエンベッドした。

[RW/WのエディターRichard MacNamus]の続きを読む

わが国のオブジェクト指向技術普及のパイオニアでObject Management Group(OMG)の日本代表も務めているオブジェクトテクノロジー研究所Object Insidersというブログをスタートさせた。

内容は、ニューズレター『オブジェクトレポート』の素材となるニュース、情報の紹介と分析をはじめ、コラム、編集ノートや後日談など、公式情報を出版する過程で消化された面白い情報を少し加筆したもの。『オブジェクトレポート』の姉妹版です。
情報システム事故はなぜおきるのか? 工学的問題解決に役立つ情報を哲学、経営学から数学、工学にいたるまで、内外の教養人たちがわかりやすく軽妙に解説します。

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とのこと。大いに期待したい。ときおり寄稿させていただくことがあるかも。その節はよろしく。

実はOTI社長の鎌田博樹さんとは20年以上のお付き合い。今回はブログを立ち上げたいということでテンプレのカスタマイズなど、ちょこっとお手伝いした。もとより素人のことでたいしたこともできなかったが「可読性を高く」することだけは心がけた。

こうして眺めてみるとフォントの色をもう少し濃くしたほうがよかったかと思うが、maglogのCSSはあまりいじりやすくない。研究課題としておきます。デザインの自由度ではFC2が優れている。ただしmaglogにはVectorシェアレジで長年実績がある課金システムを利用した課金代行サービスがあるのが便利。

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6月23日(土)はジャーナリストの日垣隆さんご主催の「ウィキノミクス・緊急大読書会」に参加してきた。日垣さんと小飼さん、訳者の井口さんの鼎談を主体に聴衆も随時発言。参加者は160人くらいか。分厚いマジメ本としてはたいへんな人数だ。滑川もご指名をうけて一言しゃべらせていただいた。日垣さんに「個人的な愛国心」にサインしていただく。手回しよく懇親会も用意されていて、私も小飼さんと記念撮影。幹事の寺沢さんごくろうさまでした。

明けて24日、朝日の日曜朝刊の書評欄トップにウィキノミクスが取り上げられていた。その効果てきめん。6月25日現在Amazon総合11位。これはもう本格的ベストセラーリスト入り確定だ。井口さん、おめでとうございます。

内容については一面的とか楽観的すぎるとか中国企業に甘く、日本企業に不当に厳しいとか、それぞれもっともな批判がありうる。しかし全体として見れば、こういう「Web2.0の常識」がインターネット業界の外に広まるのはいいことだ。

個人的にはAmazonでウィキノミクスの「あわせて買いたい」で「ソーシャル・ウェブ入門」が勧められているのがありがたいw

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インプレスから「セカンドライフ創世記」が近く(7/6を予定)発売される。(Amazon)滑川がこのうち第5章を執筆した。

今までのガイドブックや入門書とはひと味ちがったシリアスな情報がわかりやすく、また豊富に提供されていると思う。セカンドライフでビジネスを考えている向きはもちろん、セカンドライフ現象に興味のある方にはぜひご一読いただきたい。Dr.ボーグこと山崎秀夫さんも執筆されている。

とりあえずご報告

アップデート:山崎秀夫さんが著者を代表してAmazonで本書を解説している。簡にして要を得たメッセージとなっているので引用させていただきたい。

本書で強調している「3Dインターネットの時代」は、セカンドライフを運営するリンデン・ラボが提唱している3Diのコンセプトと奇しくも一致しました。このコンセプトは、2007年3月にニューヨークで開催されたカンファレンス「Virtual World 2007」でリンデン・ラボのバイス・プレジデント、ジョー・ミラーが発表したものです。

大衆表現が可能となったマイスペースやユーチューブなどソーシャル・メディアに代表されるリード・ライト文化のWeb2.0の時代を経て、(略)参加者の共同的な創造性が全面的に解放され、仮想通貨でお互いに自由に取り引きができて、社会の創造が参加者の手に委ねられる〔のが〕「3Dインターネット」の時代なのです。

ジャンプの後に目次を掲載。

[セカンドライフ [Second Life] 創世記  3Dインターネット・ビジネスの衝撃(インプレス刊)]の続きを読む

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