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橘川幸夫のデジタルメディア研究所(デメ研)がちよだプラットフォームスクウェアで「みんなの学校」という一種のグループ教育活動を始めた。

滑川もなんかやれ、というので、いままでやりたかった「IT英語塾」を始めてみることにした。

今週土曜日(3/21)午前10:30から最初のトライアルを行う予定なので興味のあるかたはふるってご参加を。(トライアルは参加無料)。

概要についてはリンク先を見ていただきたいが、「必要さえあれば、英語で書いてあることの意味をとれるようになるのにそれほど時間はかからない」というのがコンセプト。プログラマー同士、外科医同士は単語を並べただけのブロークン英語で素人にはちんぷんかんぷんの意思疎通ができる。双方が高度な組織化された知識をもっているから、単語ひとつでその背景情報が動員されて、豊富な意味が伝わる。

英語を読む場合も同じで、その内容に強い関心があって、あらかじめ知識があれば、文法がどうだという前に内容が分かってしまう。

IT英語塾では私が専門にしている「IT英語(主にニュースやブログ記事)」の読み方を伝授したい。

たとえばコツの一つは、わからないフレーズは丸ごとぐぐること。かなりの確率で日本語との対訳がヒットする。またGoogleリーダーを使って日本語で関連記事を大量に集めてざっと目を通しておくのも非常に効果的だ。「X社の経営が危ない」という記事を日本語で読んでいれば、たとえば、Twitterで "X went to deadpool."というメッセージを見たら、その表現を見るのが初めてでも「ははあ、ついに閉鎖だな」と見当がつく。

ひとつひとつは「なんだ」と思うような当たり前の作業だが、これを組み合わせると飛躍的に解読力がアップする。英語の勉強だからといって必ずしもTOEICや英検の受験勉強に走らねばならないわけではない。(もちろんそれはそれで有益だが)。

将来は(というか需要があれば)IT英語翻訳講座、英語プレゼンテーション講座などにも間口を広げてみたいと思っている。「講師をやってみたい」方もサイトの方にご連絡ください。

とりあえず今週土曜日には無料トライアルをやってみることにした。

IT英語に興味の方にかぎらず、TechCrunch読者の皆さんも、時間があればおしゃべりにお立ち寄りください。場所は東西線竹橋そば、錦町河岸交差点です。高橋信夫さんもおみえになるかも。

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英語のcome、goの使い方はときとして日本語の「来る」、「行く」と逆になることがあって面くらわされる。小飼弾氏がブログでcome、goについて「English - comeでイケない理由」というエントリを立てているのを読んでこの問題について前に少し調べたことがあったのを思い出した。

一般的に「来る」は「主語が着目されたナワバリに近づく」ことをいい、「行く」は「主語が着目されたナワバリから出る」ことをいうと考えてよさそうだ。この点では、英語のgo, comeも同じ。

ただし英語の場合は「聞き手」がいる場合は「「聞き手基準」になることがある。(ソース:大英和のcomeの説明など)

-Dinner is ready.(ご飯できたわよ)
-I'm coming! (今行くよ!)

というのは「夕食」が「聞き手のナワバリにある」のでcomeが用いられる例。しかし日本語でも「来る」が「私」を主語に取れる場合もある。

-私は曲がり角に来て迷ってしまった。
-おもえば、私もよくここまで来たものだ。

これらの場合は、話者が「曲がり角」や「ここ」に着目して「そこに近づく」ことを表している。

a) 今晩映画見に行くんだけど、いっしょに行く?
b) 今晩映画見に行くんだけど、いっしょに来る?

a)が普通だが、b)の表現も可能だ。b)の場合、話者の意識はすでに映画館に移っていて、そこに相手が近づくことを表現していると考えられそうだ。

セックスのクライマックスがなぜcomeなのか、諸説あるが、comeが用いられるということは、「行った先(エクスタシー)」を基準にして、そこへ「到達する」イメージがあることは確かだろう。

日本語の場合、イクと表現するのは「自分」を基準にして「その外へ出る=我を忘れる」ことがイメージされているのでだろう。

けっきょくイク、クル、go、comeの使い分けは「移動の起点/終点として着目するナワバリ」をどういう基準でとらえるかによると言えそうだ。この基準自身は言語に内在する論理というより、言語外の文化的な慣習によるところが多いように思える。

と、以前ざっと調べたところでそういう結論だったのだが、弾さんのご意見はいかかだろう?

TOEICのLanguage Proficiency Interview(LPI)という面接テストを受けてみた。ネイティブの面接委員と1対1で20分ほど会話して、0から5まで11段階で口頭ミュニケーションの能力が評定される。ただし日本では0あるいは3+以上の評価を受けた受験者はほとんどない(2006年ではゼロ)そうで、実質的には1、1+、2、2+、3という5段階評価だ。

以前、英検1級を取ったときの2次試験はあまり短くて(できはともかく)いささか拍子抜けだったが、さすがに小さいテーブルをはさんでみっちり20分話しこむと、これで評価されるならかなり正確だろうなという納得感がある。受験料1万3千円は安くないが、優秀なインストラクターのプライベート・レッスン1コマ受けたうえに詳細に評価もしてもらえると考えればリーズナブルかも。

で、その結果だが、「2=そこそこ仕事に使える」レベルというご託宣。

資料によると、2006年に600人受験して2+、3はそれぞれ0.7%、2が12.8%、残りの85.8%が1、1+という構成比だそうだ。つまり2+以上は600人中、8、9人ということになる。母集団のレベルがわからないが、単純に比率だけからいっても2+を取るのはかなり難しそうだ。(以前はTOECで730点以上がLPIの受験資格だったそうだが、現在は誰でも受験できる)。

なお、興味のある向きのためにざっとインタビューの内容を紹介しておこう。

[TOEIC LPIの評価は「2」だった]の続きを読む

標準的なアメリカ英語の発音解説サイトではしばらく前からアイオワ大学のサイトがベスト。 070310_iowau_400w.jpg

音声に加えて、口の動きを正面から映したビデオとと唇、下、顎など発音器官の動きを断面図でていねいに追ったアニメの解説つき。

しかし日本人にはこういったネイティブによる発音解説はそのままでは利用しにくい。たとえば、「時計」clockクロックのオと「全て」allオールのオの米国式発音はどちらもわれわれにはアに聞こえるが、allは舌のいちばん後ろ「おぇっ」という感じで思い切って下げ、喉の奥にできるだけ空間を作って発音する。clockは下顎を脱力させてがくりと下げ、舌の中央後ろより空間を作って発音する。

しかし単独の音として聞き分けるのは非常に難しい上に、実際にはこの2音が区別できなくても聞き取りで問題になることはほとんどない。

ところが同じアと聞こえる発音でもhat/hut/hotの場合は、現にこの例が示すように、発音が区別できないと意味を正しく取れない。

日本語ではアと聞こえる領域がたいへん広い。英語ではこの領域に少なくとも4つ、数え方ではそれ以上の母音が入っている。ただし意味を取るためどうしても区別しなければならないのは上に挙げた3つ組で、

口を横に開くア:cat, hat, bat

口を狭く開くア:cut, hut, but

口を縦に開くア:cot, hot, bot

音声学的にはともかく、学習の便宜からはこのように分類すると便利だ。他のアと聞こえる音は、hurt, perlのアーは「狭いア」の口の構えにrを付け足すなど、この3つの音のどれかをベースに代用できる。

(この項つづく)

「読んでわかる英語は聞いてわかるようにする」をモットーにOn Off and Beyondの渡辺千賀氏がリスニング力強化サイトListen-ITを開始(再開)された。内容はもちろんだが、サイトのデザインがシンプルで読みやすく、美しい。最近見たサイトではベストだ。

今回はティム・オライリーの講演の一節を教材に、渡辺氏が30分にわたって詳しく解説している。ヒアリングテストもあるが、「難易度高」はやはり難しい。

〔以下ネタバレがあるのでヒアリングテストをこれからやろうとする方は「続きを読む」にジャンプしないでください〕
[千賀さまのご指導でリスニングが上達する]の続きを読む

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