■WEB2.0、ソーシャルサービスなど内外のウェブの動向をランダムにウォッチ中■TechCrunch日本版 の翻訳をしています。よろしく。
ソーシャルウェブ入門
Google, mixi, ブログ…新しいWeb世界の歩き方
Amazonで注文この6月に17年乗った三菱ランサーがご臨終。コルト・プラスに買い替えを迫られて約3月。気づいてみると3000Km近く乗っている。結論からいえばこれはよくできた車だ。
何よりよいのはゆっくり流しているかぎり1.5リッターの1.5ボックスとは思えないほど静かなことだ。60km/hは1200回転前後で、このあたりだとエンジン音はほとんど聞こえない。80km/hくらいでも普通の声で会話できる。高速に入るとさすがにロードノイズが加わってかなりの音になるが、疲れるほどではない。
最近トヨタ・ベルタ(ヴィッツのセダン版)を運転する機会があったが、こちらは1.3リッターだが、価格帯ではかなり近い。しかし、その内装のチープさと、何より、うるささには辟易した。もっとも低速からうるさいのでアクセルを深く踏むのに抵抗がなく、感覚的にはキビキビ走れる。コルト・プラスは2500回転あたりから相当勇ましい音になり、思わずアクセルを戻してしまう。もちろん安全運転と燃費の見地からはそのほうがよい。
リモコンキーで作動する電動テールゲート、ライトのオートコントロール、車速感応式間歇ワイパーなどはカタログで見ると「別になくても困らないし」という印象だが、実際に使ってみると非常に便利だ。テールゲートを開くと母は先端に手が届かないので、リモンコン電動テールゲートがなければ大いに困るところだった。ライトの自動点灯もトンネルが連続する山道では激しく便利。
最大の欠点はAピラーで隠される範囲が広いことだ。もっともこれはコルト/コルト・プラスに限らず、最近のスラントノーズの1.5ボックス全般の問題だ。ご覧のようにエンジンフードからそのままの角度で屋根までつなげるためにAピラーは長くなり、強く寝てしまう。また強度を得るためにかなりの太さになる。
最悪なのが上りの右ヘアピンで、Aピラーでまったくブラインドになってしまう。やむなく上体を左前方に大きく乗り出して先を確認することになる。リアウィンドウも小さめで、その他全体に見切りはよくない。後付けでリアビューカメラがつけられないか調べてみたが、現実的でないことが判明した。
あと乗り始めた当初は電動パワステのアシストがやや不自然なのが気になった。センタリングが弱く、低速で直角に曲がった後などは手で積極的に戻してやる必要がある。もっともこれはしばらく乗っているうちに気にならなくなった。直進性はよい。ステアリングの反応も必要十分。ただしランサーから乗り換えると着座位置が10cm以上高いせいもあってロールを大きく感じる。アンダーもやや強いようだ。流れの速い首都高で他車と並走しながらカーブに入るときなどは、古い非力なランサーの方が心理的に楽だった。
スタイリングは好みの分かれるところだろう。というか、はっきり言ってリアの処理があまりスマートとはいえず、全体にダンゴ虫のようなやや間抜けな印象がある。
後席を倒すと広く完全にフラットなカーゴ・スペースが現れる。夏には日よけ用の6尺のヨシズを6本が楽に載り、さらに助手席のシートバックを後ろに倒すと8尺のヨシズが積めた。フラット荷室は老犬を獣医に連れていくにもよい。荷室後端の床を30cmほど下げることもできる。天地のある荷を載せるためだというが、スーパーの買い出しなど普段のお使いには下げた状態の方が荷が踊らず便利だ。実用性についてはまったく文句ない。
三菱車は断続的に20数年乗っているが、運も良かったのだろうが、面倒なトラブルには一度も遭っていない。今後もそうあってもらいたいものだ。p>
最近、高級コンデジ/初級デジイチのあたりのカメラが気になっている。リコーGR3、パナソニックDMC-GF1C、キヤノンEOS Kiss X3の3機種だ。GR3はコンパクトのトップエンド、GF1Cはマイクロフォーサーズ、X3はデジイチのエントリーモデルのそれぞれ代表と思われる。
私的なスナップだけなら軽く、明るく、高画質と三拍子そろったGR3が魅力的だ。しかし用途として普通のスナップの他にブログ素材に使うイベントの記録があるので迷う。カンファレンスでステージを撮る場合は最前列からでもワイドレンズでは苦しい。35mm換算で200mmは欲しい。するとやはりデジイチになる。
大型コンデジなみというマイクロフォーサーズのGF1Cのコンパクトさも魅力的だが、望遠ズームをつければやはりそれなりのサイズになる。無論ポケットに入れて持ち歩ける大きさではない。Kiss X3はデジイチとしては540g(ボディー)と軽量でパーティーなどに持ち込むにもそれほど苦にならそうだ。キットのレンズはあまり明るくないが、レンズ内蔵手ぶれ補正でかなり暗い場所にも対応できるようだ。交換レンズを漁り始めるとキリがないが、キヤノンの場合、EF50mm F1.8が1.8万と驚異的に安い。
X3は動画機能もあるが、外部マイクが使えず、AFも基本的にマニュアルらしいのでやはりオマケと考えるべきだろう。ただしインタビューの記録には便利かもしれない。とにかくないよりよい。
X3と同クラスには各社ともエントリー・モデルの主力がひしめいているので、それぞれ比較し始めるとキリがない。しかしざっと情報を集めたところではやはりキヤノンは総合的に破たんなく製品をまとめているような印象だ。
もっとも今使っているFinepix F100fdもよくできたコンデジで、まったくカメラまかせでポイント&シュートしてそこそこの写真が撮れる。デジイチとなれば能力を生かすためにはユーザー側でも少しは勉強しなければならない。また携帯性の問題もある。いくら良いカメラでも手元になければ何も撮れない。
GR3がせめて2倍ズームだったらよいのだが。もちろん、あれだけの高画質をポケットに入るコンパクトなボディに押し込むことに成功したのは固定焦点という大胆な割り切りがあったからだろう。しかしいつかはGRズームも可能になるのではないか?
一方でWin 7の登場で中級ノートが使いものになるようになるはずなので、その予算も用意する必要がある。こちらは仕事の効率に直結する道具だから、おろそかにできない。
やはりカメラは後回しか?
上はGoogle Mapsのグレイシャー・ポイントの航空写真。三日月形の駐車場にバスが止まっているのが見える。茶色の屋根は土産物などを売っているレストハウス。写真の上(北)端が展望台。
展望台の方へ歩いていくと地リスが道に出てきた。みな笑って足を止めて待っている。何やらもぐもぐしていたが、やがて右側の藪に消えた。
おなじみハーフドーム。これはただただ感心して眺めるしかない。
左側に空中に突き出た岩がある。昔はこの上で記念写真が撮れたというが、今はもちろん立派な柵があってそういうことはできない。
これはたぶんメキシコからの観光客。
マスチフかそのたぐいの大きな犬がご主人が奥さんの写真を撮るのを待っている。
マサチューセッツの田舎から来たという初老のご夫妻の奥さんが「あなた1人なの? 写真撮ってあげましょうか?」と写真を撮ってくれた。
帰り道のワオナ・トンネル。これを抜けたところが有名なトンネル・ビューだ。ここもすばらしい。
かなり広い無料駐車場があるから、ゆっくり写真が撮れる。というか日本の景勝地の車の停めにくさが異常。
写真を撮ってくれたおばさま。若いのをつかまえて「どこから来たの? 大学生?」と聞いている。どうやら高校の先生らしい。
正面から日が射して、朝とはまた違った表情のエル・カピタン。これもただ息をのむだけ。
バレー・フロアに戻ってあらためて絶壁を見る。これであと一日あれば…しかし、今朝こんなに天気がよかったことはラッキーだったと思いなおす。はるか前から宿を予約してやってきたら雨が続くということだってあるわけだ。
というわけでヨセミテに行ってみたいが時間がないという向きはグレイシャー・ポイント・バス・ツアーに参加することを強くおすすめする。グレイシャー・ポイントとトンネル・ビューという2大ポイントを4時間でまわって、いろいろ解説が聞ける。途中で安全に居眠りもできるし、1人旅でも写真を撮ってもらえる。
グレーシャー・ポイントまでバスで上って、ハイキングでビレッジまで降りてくるのもよさそうだ。片道切符も売っている。朝8:30のバスでヨセミテ・ロッジを出れば、午後遅く4時ごろには帰り着けるそうだ。もちろん食糧、飲み物、用意は必要だ。また1人ではやはり何かと危険。2人以上の仲間と組んで行ったほうがいいだろう。晴れていればいいが、吹き振りあったら秋の高尾さんだって大変だ。まして標高2000m近いわけだから、きちんとした登山用レイン・ウェアは必須だ。
実際、車を走らせているうちに天気は下り坂になった。夕方サンフラシスコ空港で車をチェックアウトしてBARTに乗ったが、パウエル駅で上にを出たら小雨が降り始めていた。
結局32時間で700Kmほど走ったことになるが、でかい車を借りたおかげでまったく疲れなかった。
View Merced to Yosemite Logde in a larger map
しばらくは真っ暗な街道を走る。天気は? 金星が明けの明星となって強烈に光っているのが心強い。ときおり小さな町が現れる。アメリカ全体ではどうかしらないが、少なくともカリフォルニアでは町中の速度制限はみなよく守る。街道が田舎町にかかると40mph、30mph、25mphと速度制限が厳しくなっていく。学校や教会、役場の近所では20mphぐらいになることもある。すると夜の夜中、他に1台も車が走っていなくてもちゃんと速度を落とす。その代り、55mph制限(フリーウェイ以外ではこれが最高速度)に戻ると、道が空いていればみな75mphくらい出す。幹線フリーウェイの中央より車線の平均速度は80mph(128kmh)ぐらいだ。空いた東関東道の追い越し車線が115kmhくらいだから、それより心持ち速い。
マリポサではまだ暗い。ここから南下してワオナ・ロード側から峡谷に入る道もある。こちらは途中でトンネルビューという景勝ポイントを通る。しかし日曜だ。交通がどのくらい混雑するかわからない。早くビレッジに着きたかったのでエル・ポータルに直行する北側の道を取る。このあたりから本式のワインディング・ロードの上りになるが、依然車影なし。40mphから60mphで快調に進む。
エル・ポータルで道がマーセド川の渓流沿いに出る。午前6:30だ。Holiday Innのおばさんの言ったとおり1時間半で近所まで来てしまった。車のヘッドライトが明るく前方を照らしているのでもわかるが、実際は写真よりもっと暗かった。
しばらくしてヨセミテ公園のゲートに着いた。小屋は無人で「入園料$20は公園を出るときに払え」と表示してある。ここまでくればひと安心。停車してあたりを眺めてはまた走る。ときおり車が通るようになった。午前7時にエル・カピタンに朝日が射しているのが見えてきた。
さすがに息を飲む。これを見ただけでもサンフランシスコから走ってきた価値があったな、と口をぽかんと開けてしばし眺める。とにかくスケールが桁はずれだ。
エル・カピタンを後にして渓谷の底の林の中の快適な道をのんびり走る。エル・カテドラルへの葉キング・コースの入口でコヨーテとすれ違った。コヨーテの見た目は痩せたミニ・オオカミだ。車を停めると一瞬こちらを見たが、カメラを出そうとしている間に用ありげにすたすたと林の奥に消えた。ちょうどこんな感じだった。
ヨセミテ・ロッジの駐車場に入るとさすがに観光地の雰囲気になる。ロッジの近くは9割がたスペースが埋まっている。しかしロッジの玄関から歩いて1分もかからないところに駐車できた。夜通し走ってきたらしい家族連れがよろよろとSUVから降りてくる。パパが「ワオ、なんだこの混雑は! たいへんな数の車だな」とおどろいていた。日本の観光地の混雑に慣れた目には楽勝のガラ空きに見えるが、マーセドのような田舎町から来たら、こっちの方が大都会みたいに思えるかもしれない。
ロッジのロビーの奥にツアーデスクがあった。スタッフらしいおっさんに尋ねると「今開けるとこだ」という。無事に8:30のグレイシャー・ポイント・ツアーの切符を買い、裏のフードコートで朝食にする。
セルフサービスのカフェテリアで、大型の屋台みたいなオープン・キッチンが数箇所に設置されている。「ロッジの朝定食・ライト」というのを注文する。ウィート・ブレッドのトーストに卵料理、ソーセージかベーコン。ベーコンは例によってガリガリに焼かれている。アメリカ人はどうしてあんな黒コゲをクリスピーとかいってありがたがるのか分からない。仕方なくソーセージにする。付け合わせがあったが遠慮する。卵は目玉焼きのミディアムにする。コーヒーはついてくる。皿を持って行ってキャッシャーで払う。うまくもないがまずくもない。近頃の学食ならもう少しましだろう。しかし、まずくなかったらアメリカでは上出来だ。
ロッジの玄関でぶらぶらしているとツアー・バスが来た。アランという運転手兼ガイドは「ヨセミテが好きで何度も来ているうちにこの職を見つけ、住み着いて12年になる」と自己紹介。
ワオナ・ロードを南下する。ワオナ・トンネルの手前で「トンネル・ビューには帰りに寄るから写真はそのときに撮れ」とアナウンス。
トンネルを出てしばらく上ってからグレイシャー・ポイント・ロードに入る。バスが通れるくらいだから、日本の林道に比べれば広い。しかし補修工事区間が次々に現れる。この道を下ってきて谷側に寄ってバスとすれ違うのはあまり楽しくなさそうだ。タイヤの後が崖っぷちから10センチくらいの路肩にくっきり残っている。ハンドルを握っていたら景色を見る余裕はない。
ガイド兼運転手のアランはしきりに山火事について説明する。ヨセミテ最大の自然災害が山火事だ。夏の乾燥期に落雷で起きる。最近は森林局が「管理された山火事」を起こして人為的に森を焼き払っている。乾季に枯れ草や枯れ木が溜まってから雷で着火するとコントロール不能で延焼する。最近は、雨の後などに風向きなど各種の条件を考慮して当局が山焼きをしているのだそうだ。
1時間ちょいでグレイシャー・ポイント下の駐車場に着いた。
(Part3に続く)
ヨセミテのパーク・レンジャーは「1日しかいられなかったらどうすればいい?」と聞かれると、「マーセド川の岸に座って泣くね」と答えるらしい。しかしこちらはサンフランシスコ国際空港に土曜日の午前10時に着いたら、月曜の早朝からTechCrunch50カンファレンスの取材を始めなければいけない。機材点検、日本との連絡など考えると、遅くも日曜日の午後6時にはサンフランシスコのホテルにチェックインしたい。とすると、すべて含めて32時間しかない。
今年は夏にほとんど休みを取らなかったので、どうしてもこの週末だけはオフにしたい、と思いGoogle Mapsをにらんであれこれ考えた末、とにかくカーナビ付きのレンタカーとマーセドの宿だけは予約しておいた(とにかくヨセミテとサンフランシスコの間でその夜部屋が取れたのはマーセドだけだった)。
Hertzのカウンターに行ってヨセミテに行くつもりだというと、いまキャンペーンやってるからあと40ドル出すだけでニッサン・インフィニティーにアップグレードできるわよ、とお姐さんに言葉たくみに勧められる。どうせめったにない機会なので勧めにのる。
ガレージに行って現物を見ると、でかい。マニュアルも戦争と平和全1巻かとおもうくらい分厚い。
リモコンキーはビスケットのような楕円形で、ソケットにするりと差し込む。イグニッションはブレーキを踏みながら大きなボタンを長押しするようになっている。そこまで理解するのに15分くらいマニュアルを読んでしまった。全幅は1.93mある。(しかし後で調べたら国内で発売されているランクルは全幅なんと1.97mだった。よく東京の住宅地など走れるものだ)。
Never LostというHertzご自慢のカーナビにマーセドのHoliday Innをセットして表に出る。日本のカーナビに慣れたユーザーだったら驚くはずだ。画面は最新の携帯電話より小さい。表示されるのも地図というより線画の略図だ。基本的にこのカーナビは視覚象ではなく音声言語で指示を出すようになっている。ヨハネ福音書に曰く、「初めにロゴスがあった。ロゴスは神に向き合ってあった。ロゴスは神であった。」 ロゴスよ、導きたまえ。アーメン。とにかくレフト・ターン・オン・ハイウェイ・エグジット、なんとかという呪文のとおりにハンドルを切っていればいつの間にかアライビング・デスティネーション・オン・ザ・レフト…になる。
View Merced to Yosemite Logde in a larger map
フリーウェイに入ると、なるほどこれは快適なミニ戦車だ。一昨年マツダ・アテンザを直進させるのに苦労したわだち掘れした荒れた路面もまったく苦にせず突進する。55マイルくらいからアクセルを踏むとほとんど一瞬で80マイルくらいまで加速する。乱暴に吹かすと巨大なタイヤがホイールスピンする。
サンマテオ橋を渡ってI580に入り、リバモアを過ぎたあたりで右手に発電風車が林のように並んでいるのが見えてくる。ローレンス・リバモア国立研究所が近くにあるから、そこの施設だろう。ちょうど半月形のダートの駐車スペース(?)があったので車を停めて写真を撮る。
奇妙だったのは、その広場の一角に石を積んで花と小さな星条旗が飾ってあったことだ。日本でよく交通事故の跡に遺族や友達が置く手向けの花にそっくりだったが、いったい何だったのだろう?
マーセドにはまだ日が高いうちに着いた。まったくの田舎町だ。ホリデイ・インにチェックインした後、名前だけは頼もしげなヨセミテ・アベニューを少し偵察してみる。しばらく果樹園の間を走ったあといきなり荒野に出た。いやはや―高地は文字どおり地平線のかなたに霞んでいる。
メインストリートとやらに戻る。いちばん目立つ角に映画館があった。家族づれ、高校生が切符売り場の前で立ち話をしている。水玉のワンピースを来た黒人の婆さんが、ヘイ、ユー、ネバー・セイ・ネバー、あっはっは、と奇声を上げながらメインストリートを往復している。クレイジー・ポリー、とか呼ばれてよく知られている婆さんなんだろう。地元の人間は誰も振り向かない。
映画館の向いのメキシカン・ダイナーがいちばん無難に見えたので入った。チキンのブリトを注文すると、大人の運動靴くらいある巨大なブリトがやってきた。まずくはないが、半分食べるのがやっとだ。まわりを見回すと皆、ドギーバッグを作ってもらって持ち帰っている。と、やはりウェイトレスが来て、持ち帰ったらどうだと勧める。やむなく持ち帰ることにする。
ホテルの近くまで戻るとミニ・マートが目についた。バドワイザーの看板が出ていたので車を停めた。店は暗くキムチの匂いがした。棚は半分くらい空だ。世話ずきそうな韓国系のおばさんが「何か探しているのか?」と尋ねる。ビールを2本買ってホテルに戻る。受付のおばさんにこの辺の果樹園の木はなんだと尋ねたが、知らなかった。ヨセミテは夜中に飛ばせば1時間半よ、という。それは少し飛ばしすぎだろう。
TechCrunchの記事を確認、メールを読んで返事を出し、Skypeで日本と話す。風呂から出てさてビールを飲もうと思ったが、またせん抜きを忘れたのに気づく。アメリカではビールはいまだにガラス瓶に入ってクラウンで栓がしてあるのを荷造りのときにどうも忘れてしまう。フロントで借りればいいようなものの、服を着るのが面倒で、ドアの取っ手で栓を抜く。これは非常用トリックとして覚えておくと便利だ。栓のヘリをドアの取っ手のヘリのような直角な角にしっかり押しつける。栓を手の平でたたくか、強く握り込むようにする。手をすりむくかないよう栓のまわりをタオルで包んでおいたほうがよい。
明け方、午前4時半に起床。5少し過ぎに車に乗りこむ。狭い私道を走るとき、つい道の左側を走り始めてしまう。あわてて右側に寄る。「右折小回り、左折大回り」と右側通行の呪文を唱えて真っ暗な通りに出る。何十キロも見通せるのに前後に1台も車が見えない。前回シリコンバレーをあちこち走ったときは時差ボケに死ぬほど悩まされたので、今回は前日徹夜した上に飛行機でもなるべく眠らないようにした。それが効いたか、眠くならない。(Part2へ)
わが家の最長老、ビアデッドコリーのキャサリン(16歳)が急に苦しみ出してあわてる。一時はどうなることか思ったが、どうやら命に別条なさそうなようすになったので、「東京ブックフェア」へ。
そんなわけで出遅れたために時間がなく、今年は平凡社のブースで下中さんと会って会場をひとまわりしただけに終わる。p>
どのブースも不景気ムードでバッグを配っていないのでがっかり。こういうときこそ派手なバッグを配ればおおいに目立つのに気がきかない話だ。しかし一方で会場の一隅ではウィリアム・ブレイクの詩画集やウィリアム・モリスのケルムスコットプレスの完全復刻版が出品されていた。ブレイクは25万円也だが今日1冊売れたとか。写真を撮っておくのを忘れた。
近所の蕎麦屋で下中さんとSF談義。コードウェイナー・スミスことポール・マイロン・アンソニー・ラインバーガー博士を顕彰すべきこと、殷の青銅器とマヤの石像のデザインが空間恐怖症的で似ているのは両文明の人肉嗜好と関係があるはずなこと、などを論じる。
その後高円寺へ。東京には通算25年くらい住んでいて、ずいぶんあちこち歩き回る仕事をしていたこともあるのだが、なぜか高円寺には縁がなかった。降りたのはこれが初めて。北口から阿佐ヶ谷方面に向かうと車道にはみださんばかりに椅子とテーブルを並べた露天の焼鳥屋が並んでいるのにまず驚く。JR中央線のガード下(正確には高架下)が戦後の臭いを残す飲食店街(それに古本屋が混じる)になっている。
そのガード下商店街の外れに高円寺ワークショップという謎のスペースがあって、例によって橘川幸夫が顧問になって、「高円寺ガード下大学(ガー大)」というのをやっているらしい。そのイベントとして橘川と小林弘人氏のトークライブがあるというのでやってきた。
橘川の自己紹介が暴走、30分たってやっと東中野駅前の橘川の写植屋の仕事場兼住居にロッキングオンの編集部が同居を始めたあたり。コバヘン氏がなんとか手綱を引いてメディア問題に話をもどそうと苦闘されていた。
橘川、柴田さんはじめ日販のみなさん、近く起業家に転身する某氏らと北口近くのバーミィーへ。サンミゲルを2本飲んだところでタイムアウト。
前項にひきつづき、天ぷらの揚げ方を少々。
煮物は多少煮過ぎても味が大きく変わることはない。角が崩れたり煮汁が煮詰まるなどあっても大勢に影響ない。焼き物は焼き過ぎれば焦げるし、身がぱさつく。焼きが足りなければ生で、ちょうどよいころ合いの時間の幅は少なくなる。これが揚げ物になるとタイミングがさらにシビアになるので日曜料理人には敬遠する向きが多い。
しかしこれもやってみればそう難しいものではない。要は慣れだ。失敗を恐れず挑戦していればそこそこのレベルに達するのに30回もかからないだろう。
以下、天ぷらの揚げ方のヒントを思いつくまま。ただしこれは「しゃりっとした薄い衣」の天ぷらの揚げ方だ。外で食べる分にはどてらを着た伝統的天ぷらもそれなりうまいが、家で再現するのは難しいと思う。(またカロリーが高くなる)
・天ぷら温度計は必須。精密機器ではないから目盛の表示温度が実温度ではない。何度か実際に揚げて目分量でカリブレーションしておく。
・魚介類はできるだけ高温(190度前後)で揚げる。掻き揚げ、でんぷん質の野菜(カボチャ、イモ類)は160度くらいで揚げ始め180度くらいに温度を上げてからっとさせる。
・天ぷら鍋の上で油を切ると温度が下がらないので油切れがよい。
・食事の準備は天つゆ、冷えたビールなどすべてすませ、揚がると同時に食卓に出して食べる。
・野菜は少し甘口の天つゆ、魚介は塩が持ち味を生かすと思うが、これも好み。
・衣は生クリームに牛乳を同量加えたぐらいのぴしゃぴしゃの薄い衣が揚げやすい。粉はなんでもよい。市販の天ぷら粉を使ってもいいし、小麦粉と卵でもいい。実は薄い衣の場合、小麦粉だけでもさほどできは変わらない。
衣をつける前に素材に十分に粉をまぶす。
掻き揚げの場合、素材に粉をまぶした後、卵液を少量かけて手でほぐす。そのあとで衣を加え、ざっと混ぜる。卵液がつなぎになって散りにくくなる。
・火の通りぐあいは、素材の浮きぐあい(火が通ると浮く)、泡、匂い(揚がると香りがしてくる)、箸で触れた感触などで判断する。
・特に重要なのが泡の出方。最初は衣から出る微小な泡が素材を一面につつむ。やがて素材が熱せられると水蒸気が小さな泡になって出る。加熱が進むと大きな泡になり、素材の水分が抜けてくると泡がまた小さくなる。素材の種類と好みによって引き上げるタイミングを覚える。
・魚介類は余熱を考える。キスやメゴチなどは少々揚げ過ぎてもよいが、エビは身が真っ白になっていては揚がりすぎ。プラスチック消しゴムのようにやや半透明な白になるぐらい、ホタテはまわりが2mmほど白くなり、中心が生でほんのり温かく(45度-50度)なるくらいが甘味があっておいしい。
・高級専門店は別として、普通の店では大量の注文を短時間にさばかねばならないので、油の温度を素材ごとに厳密に最適化できない。その点、自家製天ぷらの方にアドバンテージがある。
・最初にイモ、カボチャなどでんぷん質の野菜を最低温で揚げ、次にやや温度を上げてナス、シイタケなど。掻き揚げは低温→高温で揚げる。次に高温のままキス、メゴチなどを揚げ、次にホタテ、イカを手早く揚げて、余熱で火を通す。最後に最高温でエビを一瞬で揚げ、大いそぎで食卓へ。
・あまった天ぷらはラップをかけて冷蔵庫で保存。オーブンレンジで5分ほど再加熱して茶漬けにすると翌日の軽食によい。ナスの天ぷらはコブ出しで煮びたしにしたのもおいしいので大量に揚げておいてもよい。
天ぷらは段取りに慣れれば短時間で調理できるのもよい。あらかじめ蕎麦汁を用意しておけば、前の記事で写真を載せた天ざるなど冷凍庫を開けてブラックタイガーを取り出してから食べ始めるまで15分くらいのものだ。エビ天丼ならもっと早くできる。安い素材を手早くおいしく食べるのに天ぷらは絶好だ。ぜひ挑戦していただきたい。
クーリエ・ジャポン(講談社)は時折立ち読みするだけだったが、今回初めて買ってすみずみまで読んだ。カバーストーリーだけでなく、全体に記事のレベルが高いことを発見。翻訳も読みやすく、デザインもよい。
「サヨナラ、新聞」特集の元ねたはアメリカの中道保守系の老舗総合誌The New Republic。Paul Starrプリンストン大教授の概論がメイン。Tehcrunch 日本版やメディアパブの読者には周知の情報だが、活字媒体でアメリカの新聞の壊滅的現状がこれだけまとまった形で紹介されるのは珍しい。
しかし、クーリエ・ジャポンのサイトを見れば一目瞭然だが、この雑誌自体のオンライン対応はないに等しい。個別記事へのパーマリンクさえないから驚く。これだけのコンテンツを紙でしか出さないのはもったいない。なぜウェブに展開しないのか?(アップデート参照)
そういえば、少し前に講談社ポータルサイト編集部解散 デジタル事業が頓挫?という記事が出ていた。印刷物を写真に撮って並べただけのポータルともいえないサイトが儲かるわけがない。
「サヨナラ、新聞」の前に日本では「サヨナラ、雑誌」の日が近付いているのだが。
アップデート:Twitterで@fumi氏から「クーリエ・ジャポン」はiPhone戦略だとご指摘あり。ありがとうございました。
なるほどサイトにiPhoneのタブがあった。1号分のフルバージョンが350円で無料のライト版もあるという。
それはたいへんけっこうだ。講談社じゃ「オンラインメディアが誰もわかってないらいしい」というのは取り消し。
しかしクーリエ・ジャポンのサイトのトップページを一見しただけではiPhoneで配信されているとは気付かない。いくらiPhoneがブレークしはじめているといってもそのリーチはまだウェブ全体とは桁違いだ。App Storeで本当に売ろうとするならサイトのトップの目立つところにリンクを載せるべきだろう。(iPhoneで配信中というウィジェットは右サイドバーのスクロールしなければ見えないような下の方に貼ってある)。各号のパーマリンクすらあるのかないか分からないようなデザインにしておく理由にはなるまい。
クーリエ・ジャポンがApp Storeで買えるのはけっこうだが、それならどうしてもっと効果的に周知させようとしないのか? まるでiPhoneで売っているのを知られたくないようだ。というよりどうもそれが本当のところではないのか? 書店、取次を怒らせまいと戦々恐々の社内保守本流にデジタル勢力が抑えこまれるというよくある話ではないだろうか?
AMN ブロガー勉強会の続報。議事録はこのTwitterの生中継がどうもいちばん詳しくて現場の雰囲気もよくわかる。
5、6人でランダムにtweetしているのだが、全体としてうまくカバーされてちゃんと「議事録」になっている。Twitter中継は予想以上の威力だ。ライブブログよりずっと手軽で、バイラルな拡散係数も比較にならないほど大きい。
ここで、まったく仮定の話になるが、Twitterがある種のメインストリームメディアになったとき、組織的なデマ、中傷、宣伝などのスパムのターゲットになったらどうなるだろう?
2chの場合だとたちまち「工作員乙」、「知ね」、「通報しますた」などの罵倒の洪水にのみ込まれて一種の「原始的自浄能力」が働く。ところがmixiのようなクローズドで比較的狭い実名ベースのコミュニティーに運悪く各種の「確信犯」が入ってくると一般人は正面切って争いたくないから沈黙し、最後にはコミュニティーを離れてしまう。いわば「悪貨が良貨を駆逐する」現象が起きる。
これは杞憂ではない。Googleが検索エンジンとして成功したのは、ページランク・アルゴリズムがGoogle以前に蔓延していた「検索エンジンスパム」を一掃できたことによる。
もちろんTwitterはmixiよりオープンだしユーザーベースが広い。また不愉快な相手だけをフォローから外すこともできる。「群衆の叡智」が働く方向で平衡に到達することを期待したい。
アジャイル・メディア・ネットワークのブロガー勉強会に参加してきた。講師の岡田有花さん(ITmedia)、kengoさん(Going My Way)に加えて、小飼弾さん、橋本大也さん、川本一郎さんを始め、いつも演壇の上にいるような皆さんが参加されていた。パネルディスカッションが4つくらいできそうな豪華メンバーだった。遠距離通勤者の悲しさ(プラス、折悪しく締切をかかえていて)懇親会は乾杯だけで中座。痛恨。
内容についてはおって続報。
家に帰ってからYouTubeでサイモン&ガーファンクルを聞いているとA Simple Desultory Philippic (Or How I Was Robert McNamara'd into Submission)p>がまた懐かしい。邦題はたしか「簡単で散漫な演説」とかういうので、日米問わず、別にヒット曲ではない。
なぜ印象に残っているかというと、当時のアメリカ文化、というかアメリカのインテリ大学生が熱心に議論するような相手の名前がボブ・ディランからロバート・マクナマラまで(今でいえばラップ調で)延々と並べられるからだ。
当時中学生だったか高校に入ったばかりだったか覚えていないが、さすがにボブ・ディランとマクナマラくらいは知っていた。しかしディラン・トーマスもフィル・スペクターもバリー・サドラーも知らなかった。
そういえばフィル・スペクターは最近殺人罪で懲役19年を言い渡されて、たぶん生きてるうちには出てこられないだろう。
バリー・サドラーはまったくアメリカならではの人物で、経歴もフィル・スペクターに劣らず波乱万丈だった。アメリカ陸軍のグリーンベレーの2等軍曹としてベトナム戦争の英雄となり、グリーンベレーのバラードを作詞作曲歌唱してヒットさせる。その後作家に転じて「Aチーム」や「永遠の傭兵」シリーズを書く。よくわからない状況で知人を射殺、傷害致死で服役した後、グアテマラでコントラ・ゲリラの指導しているときにタクシーの中で頭を撃たれ、1年後に死亡した。
と、話が飛びまくったが、実はロバート・フロストやエミリー・ディキンソンといったアメリカの現代詩人を知ったのもポール・サイモンの詞の中に出てきたおかげだった。
<p>ポール・ニザンが(もうこんな作家誰も読んでいないだろうが)どう言おうと、若い時にはいろいろなことが新鮮で、もの覚えは非常によい。p>イランの改革派は抗議活動の組織と海外への情報発信にTwitterを活用している。山崎冨美さんのブログが「Twitterとメディア」が必読。
事実関係をてぎわよくまとめた後、Clay Shirkyのスピーチ、How cellphones, Twitter, Facebook can make history〔携帯電話、Twitter、Facbookが歴史を作るようになる〕など幅広く可憐情報紹介し、日本の(いつもながら)のどかな事情とやんわり対比させている。
この記事自体がTwitter経由のバイラルで大きな反響を呼んでいる。それ自体新しいジャーナリズムのひとつのモデルを予感させているところが興味深い。
運よくAMN主催の「ブロガー勉強会(6/19)」に当選。参加できることになった。岡田有花さんが講師でおいでになるということで申込殺到したようだ。普通のセミナー形式なら楽に300人くらい集まるだろうが、l小人数の勉強会とは贅沢。参加ブロガーの皆さんの話を聞けるようで、たいへん楽しみだ。
ついに局長逮捕。
「非常に優秀、人望厚く」=村木局長、「手段選ばず」との声も−郵便料金不正障害者団体向け郵便制度悪用事件で、障害者団体「凜の会」(現・白山会)向けの証明書の偽造、 発行に関与したとして、大阪地検特捜部は14日、虚偽公文書作成・同行使の疑いで、 当時の担当課長だった厚生労働省雇用均等・児童家庭局長村木厚子容疑者(53)=埼玉県和光市=を 逮捕した。捜査関係者によると、否認している。
誰が考えても郵便局の幹部を巻き込んで数十億百数十億に上る巨額詐欺を厚労省の一係長が仕組めるはずはない。当然。大阪地検GJ。
こういう事件が起きるとコンプレックスか憧れかわからないが「エリート官僚の人がかわそう」とか言い出すのものがいるのが笑止だ。私も10年以上役人の端くれだったことがあるからよく分かるが、良心に従って職務を遂行しようとする職員の最大の敵はこういう腐れ幹部だ。正直ものがバカを見ることがないようにするためには、悪草を刈り取ることが絶対に必要。
PS そもそも文書が偽造されたというが本当か? 起案文書は正規の手続きで作成されたのではないのか? 後になって不正が発覚したので関係書類を破棄してしまい、結果的に係長が責任を負わされたという可能性はないのか? 厚労省の文書規程がどうなっているか分からないが、こうした軽易な(係長が起案するような)文書は手続きが課内だけで完結している可能性もある。
今日、オリンパスから初のマイクロフォーサーズ規格のカメラが発表される。発売は7月になるらしい。スペックは発表されてから検討するとして、コンデジなみのボディサイズでレンズ交換できるカメラの登場となる。
デジイチには何度も誘惑されたが、結局持ち歩きの不便さで思いとどまった。目的がブログ掲載だだから、常時持って歩けるサイズでないと高いおもちゃになってしまう。持ってないカメラで写真は撮れない。
昼間の屋外や、フラッシュが届く近距離ならンデジの画質はインターネット用として十分以上だ。ところがパーティーやセミナーでは被写体は必ずといっていいほど暗くて遠い。
今のところ、市場に出ているマイクロフォーサーズ規格の交換レンズの数は少ない。しかしオリンパスの新機種が売れればサードパーティーから新しいレンズが出てくることも期待される。
うむ。欲しいかも。
Facebookのユーザーは先週末からバニティーURL(自分の名前など好みの文字列のURL)を取得できるようになった。私はFacebookはほどんど開店休業状態だが、それでもいちおう、 http://www.facebook.com/namekawa01 というURLを取った。
覚えやすく入力しやすいから便利だ、というのは当然として、それならなぜ今までこの機能がなかたったのか?
これについて、Jason Calacanisがブログ記事で(いっときブログは止めたと言っていたが、なしくずしにまたブログでも記事を書くようになったw)、おもしろい指摘をしている。
従来、Facebookのページは「非公開がデフォ」だった。ユーザーのページのURLはランダムな数列で、本人や友達など正規の権限を持っているユーザー以外は、Googleのクローラーも含めてアクセスすることができなかった。もともとFacebookは学生だけを対象にした非公開のSNSとして出発しており、「公開がデフォ」のMySpaceに対してFacebookは「排他的なクラブ」の雰囲気が好まれた。
ところがバニティーURLが付与されると、Facebookのページのアドレスは「意味のある文字列」になる。つまり事実上MySpaceと同様の「デフォで公開」に近くなる。これは非常に大きな方針変更だ。
Calacanisはこの方針転換の原因をTwitterの爆発的成長に求めている。
Twitterの圧力がFacebookを「デフォで公開」に押しやった。(Twitterの場合、非公開〔ダイレクトメッセージ〕を選択しないかぎりメッセージは一般に公開される)。つまりTwitterの関係性はもともと公開を前提としてデザインされている)。
これでソーシャル・ネットワークは公開化に流れが変わった。今まで、MySpaceのような公開SNSはLinkedInやFacebookのような非公開SNSに押されてきた。しかしそのFacebookがもっとも公開的なTwitterのおかげで立場を変えることになったのは実に面白いし、歓迎すべきことだ。
オリオン座の赤色巨星ベテルギュースが過去15年で半径が15%も縮んだという。わずか600光年しか離れていないから超新星爆発などおこされたら地球にもかなりの影響があるかもしれない。
それはそれとして、ブログ、掲示板などで「15%」をめぐって若干混乱が出ている。ナショナル・ジオグラフィックの記事だと、「ベテルギュースを太陽の位置に置くと、15年前は木星軌道に達するほどの大きさだったが、現在は金星軌道の大きさに縮んでしまった」と読める。ところが金星の平均軌道半径は木星軌道半径のわずか7分の1しかない。これでは「15%縮んだ」のではなく「15%に縮んだ」ことになってしまう。
実はこれはナショナル・ジオグラフィックの原文を書いた記者の勘違い。
モトネタはLive Scienceの記事。これはつじつまが合ってる。
Since then it has shrunk in size by 15 percent. That means the star's radius has contracted by a distance equal to the orbit of Venus.それ以後、ベテルギュースの大きさは15%縮んだ。つまり、金星の軌道半径と同じくらいの距離がこの星の半径から失われたことになる。
ところが、これをネタにしたNatinal Geographicの記事がおかしい。
They estimated the star to be as big around as Jupiter's orbit around the sun.
天文学者はこの星を太陽の位置に置くと、木星の軌道まで届くほどの大きさだと推定していた。
But measurements made since then using the same instrument show that Betelgeuse is now only about as wide as the orbit of Venus-a size reduction of about 15 percent in 15 years
ところがその後同じ機器で測定したところベテルギュースは金星の軌道ほどの大きさしかないことが判明した。つまり15年間で15%縮小したことになる。
ナショジオの記者は太陽系の惑星の軌道のサイズがまったく頭に入っていなかったのでLive Scienceの記事を読み違えてしまったわけだ。
もちろんこの場合ナショナルジオグラフィック日本版の訳者は原文どおりに訳しているので責任はない。しかし…自分が訳者だったらどうするか? このあたり、ちょっと難しいところ。
アメリカのトップブロガーのロバート・スコーブルはTwitterその他のリアルタイムフィードに熱中し始めてからブログの更新がめっきり減った。TechCrunchのマイケル・アリントンが「Robert ScobleのFriendfeed中毒は重症―そろそろリハビリが必要だ」と冗談半分にたしなめたほどだ。
その記事を訳したときは、へーそういうものか、と思っただけだったが、最近自分でもある程度実感している。Twitterについては140文字という手軽さがよくいわれる。それはもちろんだが、誰でも1分もあれば発信できるために、大量の「つぶやき」がリアルタイムで配信される。そこでついリロードして読んでしまう。読むと思わず、「@誰それ」で返信コメントつけたり、RT(ReTweet=引用して再投稿)したりする。投稿してリロードするとまた新しいメッセージが配信されている。以下悪循環。
ときに、昨日とうとう(いち早くか?)朝日新聞がTwitterを始めた。堂々 http://twitter.com/asahi の登場。私も1000番目のフォロワーになった。現在は5000フォロワーだ。サッカー日本代表のカタール戦の実況が初つぶやき。これは良い選択だった。リアルタイム性、イベント性とも最高で、しかも日本はすでにワールドカップ出場を決めているからサポーターの空気はゆるい。加えて最初の朝日Twitter記者マッキー氏のゆるさが絶妙のマッチ。
「かき氷」たべました。もちろんシロップの色は、「ブルーハワイ」!!
パソコンの電池が切れちゃうといけないので、いったん切ります。
会場、盛り上がってきています。でも、写真あまり撮れていません。どうしよう(T_T)
1−0で試合終了。マッチボールはあたりませんでしたー 毎回楽しみにしてるのにな
あ、試合終了じゃなかったですね。すみません
…と非常にいい味を出していた。朝日というだけで脊髄反射で叩く習性のネット群衆も脱力ぎみ。この調子で記者とイベントのマッチングを誤らなければ日本のTwitter発信者として大いに期待がもてる。
Google Mapsのストリートビューに「パンケーキ」という新機能が追加された。Mapsの画面を開くとマウス・カーソルが楕円のパンケーキ状になっている。楕円の大きさは視点からの距離に比例しており、近ければ大きく、遠ければ小さい。ダブルクリックすると一気にそのポイントまでジャンプする。カーソル
試しに皇居前を祝田橋から和田倉噴水公園の角まで移動してみた。パンケーキだとクリック11回。矢印をクリックしてくと40回近くかかる。パンケーキはダブルクリックが一度でうまく効かないことがあるが、それでも3倍くらい効率的だ。










